【迷ったらコレ!】セッションに持っていくべきエフェクター8選

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どうもリョウスケです。

セッションでジャズコーラスのアンプを割り当てられることも多いかと思います。

ただ、ジャズコーラスでは思い通りの音を作ることは難しいかもしれません。

では、エフェクターを持参しようと、何かおすすめはないかな?とお考えの方へ向けて

セッションに持っていくべきエフェクターをまとめました。

これで音色に悩むことなく、ストレスフリーでセッションに集中できること間違いなしです!

持参するエフェクターの選定ポイント

セッションに持参するエフェクターを選ぶうえで重要なポイントをまとめました。

基本的にここでまとめたポイント踏まえて選定いただければ、問題なくご使用いただけると思います。

電池、バッテリータイプで準備を楽に

セッションでは同パートのメンバーチェンジが頻発することや、狭いスタジオで大人数が入ることがあります。

そのため転換をスムーズに行うことができる電池、バッテリータイプのエフェクターを選びましょう。

アダプタータイプのエフェクターの場合、ギターやアンプをつなぐシールドのほかに、コンセントから電源をつなぐ必要があります(当たり前ですけど…)。

セッションの際はできるだけ準備の手間を省いた方が、周りの人に気を遣わず、スムーズに演奏を開始できます。

そのため、電池、バッテリータイプのエフェクターを持参し、コンセントに電源をつなぐ手間を省きましょう。

持ち物も減るメリットもあるため、いいこと尽くしです!

ただし、セッション前に電池残量があるか確認したり、予備電池を持参することも念頭に置いておきましょう。

ギターケースに入る大きさ

セッションのためにわざわざ大層なエフェクターボードを持っていくのはちょっとしんどいですよね?

シューゲイザーやドリームポップに特化したセッション会や、決め曲ありのセッション会ならエフェクターボードを持って行ってもいいと思います。

しかし、一般的なセッションであれば、あまりエフェクターを持って行かなくても問題ありません。

ギターケースに入る大きさのものを選ぶと、持ち運びの面ですごく楽ですので、おすすめです。

※ちなみに逆の発想で、ポケットの大きなギターケースを用意する方法もあります(一休さんみたいな)。

単体で完結できるもの

せっかくギターケースのポケットに入る大きさのものを準備するなら、その1台で完結できる機能のものを選びましょう。

例えば、音量を上げる専門のクリーンブースターではなく、ゲインも稼げるオーバードライブを選ぶ、ディレイを使いたい場合は、ディレイと歪みの入ったマルチエフェクターを選ぶなど。

ジャズなどであれば歪みはなくてもいいかもしれませんが、その他ジャンルの場合はほとんど歪みはあった方が良いでしょう。

どこぞの<br>ギタリスト
どこぞの
ギタリスト

歪みは汎用性の高いペダルだから、どののジャンルでも使えるね!

個人的にクランチ程度のゲイン量は、どのジャンルにおいても必須だと思っています。

どんなアンプが割り当てられてもいいように、単体で完成できるペダルを選ぶようにしましょう。

【ミニマム編】セッションに持っていくべきエフェクター

では実際にセッションに持参におすすめなエフェクターを紹介していきます。

まずはミニマム編と題して、比較的本体が小さいものかつ、軽いものを選びました。

One Control / Purple Plexifier

メーカー名One Control
モデル名Purple Plexifier
タイプディストーション
コントロールノブTREBLE、VOL、DIST
サイズ47W x 100D x 48H mm
重量約160g
電源9V電池 or DC9Vアダプタ

いわゆるマーシャルのプレキシサウンドを目指したエフェクター。

DISTつまみを回せば、クランチからディストーションまで幅広くカバーしています。

そしてone controlの特徴ともいうべき、軽さと小ささ!

取り回しが良く、セッションに持っていくには最適なエフェクターのひとつだと思います。

個人的にはシングルコイルのフロントピックアップがベストマッチです!

XOTIC / SL Drive

メーカー名XOTIC
モデル名SL Drive
タイプオーバードライブ
コントロールノブDRIVE、VOLUME、TONE
サイズ38W × 89D × 38H mm
重量約260g
電源9V電池 or DC9Vアダプタ

言わずと知れたXOTICのドライブエフェクター。

60~70年代のMarshall 1959を意識したクラシカルなサウンドです。

程よく低域の削れた腰のあるもっちりした音で、弾いていて気持ちが良いです。

ゲイン量も十分にあり、幅広いジャンルで対応できそうです。

VOLUMEつまみが小さく、微調整は難点ですが、ギター側のヴォリュームで調整するといいかも。

MAXON / OD808

メーカー名MAXON
モデル名OD808
タイプオーバードライブ
コントロールノブDRIVE、TONE、BALANCE
サイズ70W × 110D × 55H mm
重量280g
電源9V電池 or ACアダプタ

みなさんお馴染みのチューブスクリーマー。

荒々しい歪みは出せませんが、上品に薄く歪みます。

そのため、DRIVEつまみをマックスまで振り切っても潰れずに綺麗な音を保ちます。

ジャズのソロなんかでもブースターとして使えるのでは?とも思えます。

特にシングルコイルで使うとマッチしますね!

意外と小さくて軽い筐体なのもおすすめポイント!

ELECTRO-HARMONIX / SOUL FOOD

メーカー名ELECTRONIC-HARMONIX
モデル名SOUL FOOD
タイプオーバードライブ
コントロールノブVOL、TREBLE、DRIVE
サイズ72W × 110H × 50D mm
重量200g
電源9V電池 or 9VDCアダプタ

名機ケンタウロスサウンドを幅広いユーザーに使用してほしいという思いで作られたケンタウロス系エフェクター。

ゲイン量はそれほどでもありませんが、スイッチをONにした瞬間、温かく包むようなサウンドに様変わり。

演奏中はずっとONにしておきたくなるサウンドです。

DRIVEつまみを14時に回すと歪み量が増し、振り切るとノイズは大きくなりますが、単音弾きなら気持ちの良い弾き心地に。

内部でトゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えできるので、音の好みを設定することができます。

TC ELECTRONIC / Mojo Mojo OverDrive

メーカー名TC ELECTRONIC
モデル名Mojo Mojo OverDrive
タイプオーバードライブ
コントロールノブDRIVE、LEVEL、BASS、TREBLE
サイズ74W x 50H x 122D mm
重量300g
電源電池(006P) or 電源アダプタ

アンプで歪ませたような自然な歪みサウンドです。

そのため、DRIVEつまみ全開でも使用場面を想像できます。

ブーミーさやミチミチ加減が王道ロックとの相性ばっちりです。

シングルコイルでもハムバッカーでも合いますが、個人的にハムバッカーで爆音ギターリフなんかを弾きたくなりますね。

ロックの優等生という言葉がふさわしいでしょうか。

試す価値はある逸品です。

KarDiaN / C3H5N3O9 “NITROGLYCERIN”

メーカー名KarDiaN
モデル名C3H5N3O9 “NITROGLYCERIN”
タイプオーバードライブ
コントロールノブVOLUME、DRIVE、TREBLE、BASS
サイズW72 x D121 x H55 mm
重量287g
電源電池(006P) or 電源アダプタ

小型真空管アンプをフルアップしたようなサウンド特徴のエフェクター。

程よく歪むDRIVEつまみは、どこに回しても使える音がします!

いわば捨て域なしの本格派!

筆者は、気持ち良すぎてついついゲインをあげ過ぎてしまうこともしばしば。

シングルコイルにもハムバッカーにも合う音なので重宝します。

少しお高めだけど、外装のレリック感が所有欲を満たすので買って損なし。

あと、地味にTREBLEとBASSのEQが独立しているのが嬉しい!

【多機能編】セッションに持っていくべきエフェクター

次に多機能編として、持ち運びのしやすいマルチエフェクターを紹介します。

ZOOM / MS-50G+

メーカー名ZOOM
モデル名MS-50G+
タイプマルチエフェクター
エフェクト数100
コントロールノブ4つ(用途可変)
サイズ133D x 79W x 61H mm
重量353g
電源単3乾電池 or ACアダプタ or
USBモバイルバッテリー

コンパクトエフェクター並みの大きさでマルチエフェクターです。

この大きさで歪みからモジュレーション系、空間系まで、ありとあらゆるエフェクトが備わっていることに驚きですね!

細かいセッティングはコンパクトエフェクターには勝てませんが、それでも十分高い音質が得られるので、一台持っておいても損はありません。

そして、電池駆動ということもあり、前もって操作方法の理解や、音色設定をしておけば、セッションで大活躍間違いなし!

思い通りのサウンドを得ることができます!

セッション以外のライブでも通用するサウンドなので困った時の補助としてもいいかも!

MOOER / Prime S1

メーカー名MOOER
モデル名Prime S1
タイプマルチエフェクター
エフェクト数126
コントロールノブなし(スマホで設定)
サイズ75D x115W x 33H mm
重量350g
電源充電式内蔵リチウムイオンバッテリー

つまみが一切ないスイッチャーのようなマルチエフェクター。

他のエフェクターと異なる点として、スマホのアプリからエフェクトの選択や調整ができるところです。

tc electronicのエフェクターも一部機種でアプリ連携のサービスはありますが、こちらの製品は無線接続に加えて、アプリで設定を完結することができます。

そのため、つまみを排除し、スタイリッシュで最新のテクノロジーを駆使したエフェクターという印象を受けます。

アプリのみからの操作のため、実際に現場で調整するのは慣れが必要そうですが、あらかじめ音を作っておけば複数のバンクからエフェクトを瞬時に切り替えることができます。

音色切り替えを瞬時にできるとより幅の広いセッションができそうですね。

また、バッテリーを充電できることに加えて、バッテリー残量まで把握できるので、セッションする前に残量を確認できるのは扱いやすいポイントです!

セッション中に機材トラブルで音が出なくなったら

上記で紹介したようなコンパクト、マルチエフェクターで機材トラブルがあった場合、どう対応するべきか見てみましょう。

すぐにアンプ直に変える

演奏中に音が出なくなった場合、どの機材がトラブル原因なのか突き止めることは、まずはやめましょう。

演奏中の場合、1人の機材トラブルで演奏が止まることはありません。

そのため、一刻も早く演奏に再参加することの方が重要です。

ここは潔くギターとアンプを直接接続する、いわゆる”アン直”に切り替えましょう。

エフェクトは使えませんが、演奏に復帰する一番早い方法です。

「音が出なかったらアン直に切り替える」ということを常日頃から意識していれば、焦ることはありません。👈これライブでも役に立ちます!

※ちなみにアン直切り替え時は、アンプの音量を絞って、念のため電源をOFFにしてから接続するようにしましょう。

(音量を絞っていないと、最悪アンプが死にます👼)

音量、ゲインは大きめにしてギターのヴォリュームで調整

音が出なくなり、アン直や他のアンプに変えたとしましょう。

その時に、アンプ側の音量やゲインは大きめにして、ギター側のヴォリュームで調整するように心がけましょう。

これはなぜかというと、一言で言ってしまえば「ソロに対応できる」ためです。

アン直に変えた時点で、足元のペダルで音量切り替えができなくなります。

前もってアンプで音量、ゲインを大きくしておけば、バッキング時は、ギターのヴォリュームを低めに、ソロをやる時はギター側のヴォリュームを高めに調整することで対応ができます。

ギター側のヴォリュームは、音量の他に、ゲイン量も可変するのでその特性を活かした設定となります。

ぜひギター側のヴォリュームで調整する方法も覚えておきましょう。

焦って頭が真っ白になったら他の人に助けを求める

音が出なくなり、もしも頭が真っ白になってしまったら、遠慮なく他の人に助けを求めるようにしましょう。

他の人に助けを求めて、一緒に考えてもらうことで、冷静さを取り戻すことができるようになります。

冷静になれたら上記のようにアン直に変更する準備をしましょう。

ただし、追い討ちをかけるように、アン直にしても音が出ないときは、たまにあります。

その場合はシールドが怪しので、シールドを交換しましょう。

▽シールドの色が黒以外だと見分けがつきやすく片付けもしやすい!

このように冷静になることで順を追って何をするべきかわかってくるようになります。

また、助けを求められた方が有識者の場合は、あれこれ教えてくれると思うので、その通りに従いましょう。

セッションで来ている方達は、社交的な人が多いと思うので、きっと優しく教えてくれると思います。

頭が真っ白になったら、自分でなんとかしようとせず、他の人に助けを求めるようにしましょう。

逆に交流も生まれて、そのセッション会が楽しくなるかもしれませんよ!

最後に

セッションで持参するエフェクター選びに迷ったら下記条件に合うエフェクターを選出してみましょう。

  • 電池、バッテリー対応タイプのもの
  • コンパクトで軽量なもの
  • 1台で完結するもの

持っているものの中で該当するエフェクターがなければ、本記事を参考にしてもよいですし、実際に楽器屋さんで試奏させてもらい決めるのもありですね。

自分は、該当するエフェクターはあったのですが、ボードに組み込んでいるものでした。

いちいちボードから引きはがすのが面倒臭かったので笑、最終的にセッション用のエフェクターを購入しました。

まずは一度持っているエフェクターから確認してみるとよいでしょう。

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