エフェクターボードでエフェクターを入れ替えたりしているとイメージ通りの配置にできないことがあると思います。
そんなお悩みを解決する方法…それはエフェクターを「かさ上げ」することです。
今回は既製品のかさ上げグッズを使用した方法を紹介します。
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エフェクターをかさ上げした結果
実際にかさ上げをしてみました!
エフェクターが踏みやすくなった
ボード奥側のペダルをかさ上げすることでスイッチへのアクセスが容易になりました。
結果、エフェクターが踏みやすくなりました。
ライブ中は少しでも演奏に集中したいですよね。
かさ上げすることで、足元操作に気を使わず、踏みにくさのストレスが減少します。
ボードが綺麗になった
かさ上げすることで裏側に隙間ができます。
この隙間にDCケーブルの配線を隠すことができます。
エフェクターボードの配線がぐちゃぐちゃだと、ノイズの原因にもなります。
あとは何より美しくないです笑。
ギタリストは形から入るべし!見た目は大事だゾ!
ボードが汚いとボードを開けた時の感動が薄れてしまいます。。
ギタリストはロマンを持ってボード内を綺麗に整頓しましょう!
I型シールドも直接接続可能
ギター本体からエフェクターボード内のINジャックにシールドを接続すると思います。
その際にボードのふちが邪魔でI型のシールドが接続できないことが多々あります。
その場合、ジャンクションボックスを使って真上からプラグを接続する方法が見られます。
しかし、プラグとジャックを痛める原因になりかねないので、個人的にあまりお勧めしません。
そこでボードINのエフェクター(ギター本体と接続するエフェクター)をかさ上げすることで、ボードのふちに邪魔されず、I型シールドを直接接続できるようになります。
ジャンクションボックスを使うスペースもいらないためボードがスマートになります。
かさ上げにはペダルライザーが便利
さて、このかさ上げ台の正体はなんでしょうか。
このかさ上げ台は、ペダルライザーという商品名で各社から販売されています。
商品スペック
私が買ったのは、APR-01L LIGHTという製品型名です(ノーブランド?)。
以下にスペック表です。
寸法 | 幅70 × 奥行き125 × 高さ23 (mm) |
重量 | 146 g |
材質 | 鉄 |
板厚 | 1.2 mm |
BOSSのコンパクトペダルを意識したサイズ感ですね。
もしもそれよりも大きい場合は、2つ使用か、もう少し大きい製品を使うのがよさそうです。
購入前に最低限以下項目を確認しましょう。
イメージ通りのボードを作成するために念入りに確認しましょう。
商品ラインナップ
上記モデルに、すでにマジックテープが貼られているモデルもあるようです。
届いたらそのまま導入できるので便利ですね!
KIKUTANI MUSICからは台の足の部分に隙間が空けられ、配線を入れやすくデザインされたものも販売されています。
好みのペダルライザーを見つけて使ってみてください。
ペダルライザーの使い方
マジックテープで固定
まずは固定方法を検討しましょう。
- ボードとペダルライザーの固定
- ペダルライザーとボードの固定
上記のように2つの固定する場所が必要となります。
マジックテープを貼る際は、接着面のほこり、油を落として綺麗にしましょう。
接着面を綺麗にすることで後々になって剥がれにくくなります。
ちなみにマジックテープはギタリスト御用達のドリームコーポレーションのバリッとくんがおすすめ!
剝がれにくく、自分で適切な長さにカットできるので使いやすい
奥のエフェクターに
実際に配置してみましょう。
奥のエフェクターに使用すると、、あら不思議、演奏中の足元操作が楽になったではありませんか!
数センチかさ上げしただけで踏みやすさが倍増ですね。
踏みにくい奥のペダルや、よく踏むペダルに使ってあげるといいかもしれません。
ストレスフリーに近づきます!
ボード隅のエフェクターに
今度はギターから接続する最初のペダルに使用してみましょう。
見ての通りペダルをかさ上げしたことによりジャックがボードのふちに被らずにシールドを接続することができます。
これで不用意にジャンクションボックスを使う必要がなくなりましたね。
(ジャンクションボックスはバッファー効果やノイズ対策などには有効ですので、あくまでも”不用意に”です)
かさ上げは踏みやすさ意外にもメリットがありますね!
最後に
わざわざボードを大きくしたり、不用意なペダルを用意することなく、ボード内をスッキリ収めることができます。
価格もそんなに張らずに導入できるので一度試しに使ってみては如何でしょうか。
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