

自分が弾いた音より高い音を出すエフェクターが気になる…

それはピッチシフターだね!壮大な音から飛び道具的な音まで作れるね
擬似的に高い音や低い音を出すことができるエフェクターピッチシフター。
今回はこのピッチシフターの最新おすすめ製品を紹介します。
ピッチシフターとは

ピッチシフターは、ギターの音の高さを変えることができるエフェクターです。
チューニングを変えなくても1音下げたり、オクターブ上げたり、全く違った響きを作り出せるのが特徴です。
また、原音とエフェクト音を混ぜて鳴らすことができるので、まるでツインギターのようなハーモニーを作ることも◎。
低音を加えてベースのようなサウンドにしたりと幅広い表現が楽しめます。
ジャンルを問わず使われる、とても自由度の高いエフェクターです。
ピッチシフターおすすめ10選
DIGITECH / WHAMMY5

ギタリスト必携の伝説ペダル
数えきれない名曲で耳にできる「ワーミーサウンド」を生み出す、定番のピッチシフターです。
第5世代のWHAMMY5は、難しかった和音のシフティングを自然に再現し、トゥルーバイパスでオフ時の音痩せも心配ありません。
最大の特徴は、ペダルを踏み込むことで音程を連続的に変化させられる点で、他のピッチシフターとは異なるプレイ感を楽しめます。
オクターブアップでソロを突き抜けさせたり、微妙な揺らぎを加えて独特の表現を作り出したりと幅広く活躍。
使い方次第でギターの可能性を大きく広げてくれる一台です。
DIGITECH / Whammy DT

チューニングも自在に操れる多機能ワーミー
名機Whammyのサウンドに加えて、ダウンチューニングやキー変更を足元で瞬時に行える機能を搭載したモデルです。
ギターを持ち替えずに半音単位でのチューニング変更や1オクターブの上下を切り替えられるので、ライブ中でもスムーズに対応できます。
実際に使うと、ドロップチューニング曲をそのまま弾けたり、曲中に大胆なキー変化を加えたりと、飛び道具的な表現にも対応できるのが魅力です。
サイズ感や操作に慣れは必要ですが、表現力を一気に広げてくれる強力なペダルです。
DIGITECH / Drop

ダウンチューニングを足元で自在に操るペダル
ギターのチューニングを変えずに半音ごと最大1オクターブ下げられるコンパクトペダルです。
スイッチひとつでレギュラーからドロップチューニングに切り替えられるため、スタジオやライブでの持ち替えが不要になります。
特にNirvanaのような半音下げや、モダンメタルの重低音リフを再現したいときに便利で、実際に「5弦ベース的に使える」といったユニークな使い方を楽しむ人もいます。
上位機種のWhammy DTがピッチベンドも含む多機能モデルなのに対し、Dropは「ダウンチューニング専用」として機能を絞り込んでおり、そのぶんサイズが小さくシンプルに扱えるのが魅力です。
省スペースでチューニングの自由度を広げたい方にぴったりの一台です。
DIGITECH / Whammy Ricochet

ペダルいらずの省スペース・ピッチシフター
Whammyシリーズの中でも異色の存在が、この「Whammy Ricochet」です。
従来の大きなペダルを取り払うことで、エフェクトボードにすっきり収まるコンパクトな設計になっています。
フットスイッチのオン/オフや、原音から目標ピッチに到達するスピードを細かく調整できるのも魅力です。
クラシックモードは単音に特化、コードモードは和音を崩さずにベンドが可能と、使い分けも自在。
ペダルの微妙な踏み込み加減に左右されない安定したピッチ感を評価する声も多々あり。
飛び道具的な使い方から実用的な音作りまで幅広く対応できる1台です。
ELECTRO-HARMONIX / POG2

和音対応で広がるオルガンライクなサウンド
上下2オクターブの音を自由に重ねられるポリフォニック・オクターバーです。
単音だけでなく和音にも対応し、オルガンのような分厚い響きや12弦ギター風の広がりを簡単に作り出せます。
各オクターブのバランスをスライダーで直感的にコントロールでき、さらにアタックやフィルター、デチューンなどで独自の音作りも可能です。
8つまでセッティングを保存できるため、ライブでも瞬時に切り替えられるのも魅力。
ファズと組み合わせて荒々しく鳴らしたり、クリーンで幻想的なトーンを狙ったりと幅広いジャンルで活躍してくれる一台です。
ELECTRO-HARMONIX / PITCH FORK

コンパクトに幅広い音程シフトを実現する万能モデル
最大±3オクターブの範囲で自在にピッチを移調できるシフターです。
サイズが小さくエフェクトボードに収まりやすいのに、単音・和音を問わずしっかり反応してくれるのが特徴。
ピッチを上げる、下げる、さらに上下を同時に重ねる3モードを搭載し、オクターバー的な使い方から大胆な飛び道具まで幅広く活躍します。
エクスプレッションペダルを繋げば、ワーミーのようにリアルタイムでうねらせることも可能。
シンプルながら遊びの幅が広く、飛び道具としてだけでなく普段使いのサウンドメイクにも組み込みやすい一台です。
▽対応エクスプレッションペダル
BOSS / PS-6 Harmonist

多彩なハーモニーと大胆なピッチベンドを操れるコンパクト機
ギターに厚みや彩りを与える多機能ピッチシフターです。
最大3声のハーモニーを加えることで、ソロやリフに存在感をプラスできます。
さらに「スーパー・ベンド」モードでは-3オクターブから+4オクターブまで自在に変化させることができ、ワーミー的な飛び道具としても活躍。
デチューンで独特の広がりを加えたり、エクスプレッションペダルを使って繊細なグリッサンドを表現したりと、発想次第で幅広い音作りが可能です。
小さな筐体に多彩な機能をこれでもかと詰め込んだペダル。
バンドサウンドに厚みを足す実用機としても、ライブで目立つトリッキーな効果を狙う一台としても頼れる存在です。
TC ELECTRONIC / BRAINWAVES PITCH SHIFTER

感圧式MASHスイッチで自在に操る
コンパクトながらユニークな表現力を持ったピッチシフターです。
最大の特徴は、フットスイッチが感圧式になっており、踏み込みの強さでエフェクトの深さをリアルタイムにコントロールできること。
ワーミー的なベンドから、微妙に揺れるデチューン、さらには上下2つの音程を組み合わせた複雑なシフトまで幅広く対応します。
TonePrint機能を使えば好みの設定を呼び出すことも可能で、自分だけのサウンドを作り込める自由度の高さも魅力です。
実際に使うと、リードギターの存在感を増したり、空間系と組み合わせて幻想的な音を作ったりと、工夫次第で多彩な世界が広がります。
TC ELECTRONIC / Quintessence Harmonizer

カスタムスケールで広がるハーモニーの世界
演奏に自然な厚みを加えながら、自由なハーモニーを生み出せるハーモナイザーペダルです。
MASHスイッチを踏み込む量でベンドの表情を変えられるので、ペダルスティール風の流麗な動きや、一瞬だけハーモニーを加える使い方に◎。
TonePrintで独自のスケール・ハーモニーを割り当てられ、従来の枠を飛び越えた音作りも可能。
音質は自然で追従性も高く、速いフレーズでも違和感が少ないです。
BRAINWAVES PITCH SHIFTERと比べると、ハーモニー機能に特化しており、MASH+カスタムスケールで“音の重なり”を自在に操れる点が大きな違いです。
EVENTIDE / Pitch Factor

ラック級のサウンドを足元に凝縮したプロ仕様
Eventideが誇るハーモナイザーをコンパクトなストンプボックスに落とし込んだモデルです。
最大4ボイスのピッチシフトや1.5秒のステレオディレイを組み合わせ、Diatonicでの自在なハーモニーから、80年代を象徴するH910/949のデチューンサウンドまで網羅。
アルペジエイターやギターシンセ的なモードも搭載され、飛び道具としての可能性も豊富です。
ラック機材に匹敵する透明感のある音質と、MIDI・USBによる拡張性で、ステージでもスタジオでも即戦力になる存在です。
ピッチシフターの使い方

ピッチシフターには、主に決められたコントロールが存在します。
- シフト(音程をどれだけ上げ下げするか)
- ミックス(原音とエフェクト音の割合)
- フィードバック(エフェクト音を繰り返す度合い)
基本的な使い方は、まずシフトで音程を決め、次にミックスで原音と混ぜる量を調整する流れです。
原音を多めにすると自然なハーモニーになり、エフェクト音を強めると大胆な変化を楽しめます。
慣れてきたらフィードバックを加えることで独特な広がりのあるサウンドも作れます。
最後に
ピッチシフターは個人的にLa’cryma Christiのリードギターhiroさんの使い方が印象的です。
ちょくちょく飛び道具的に使用されるトリッキーな音がたまりませんでした。
ピッチシフターエフェクターは今後もいろいろな製品が発売されると思うので要チェックですね!


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