【これで完成!】エフェクターボードに必要なものを解説

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エフェクターを複数持つようになると色々な音が出せる反面、下記のような悩みも増えると思います。

  • 持ち運びが大変
  • 演奏前の準備に時間がかかる
  • ちゃんとしたバッグに格納しないと傷がつきそうで怖い

エフェクターが複数台になった場合は、エフェクターボードを導入するのがおすすめです。

ではエフェクターボードを導入するためには、どんなものが必要になるでしょうか。

ここでは、エフェクターボードを取り入れる際に必要となるものを紹介します。

導入前に少しでもイメージが膨らんでただければ幸いです。

エフェクターボードとは?

そもそもエフェクターボードのイメージがわかない方へ

エフェクターボードとは、複数のエフェクターをボードに固定し、いっぺんに収納できるもののことです。

  • 全てのエフェクターをボードに固定するため運搬が楽
  • ボードを取り出し、シールド、電源を繋げるだけで即音だし可能
  • エフェクター専用のケースのためエフェクター保護にも最適

エフェクターボードは、上記のようなメリットがあります。

エフェクターを3台以上持ち運ぶ際には重宝される代物です。

ボードの中身は何を入れる?

実際にエフェクターボードを構成する上で中身に何を入れるか改めて確認しましょう。

使用するエフェクター

これがないと始まりません笑。

あらかじめ使用するエフェクターの台数、サイズを把握しておきましょう。

ボード自体の大きさを決定するための材料になります。

いろいろなサイズのコンパクトエフェクター

エフェクター同士の接続ケーブル

エフェクター同士を接続するには、パッチケーブルという短いケーブルを使用します。

基本的に必要本数は、使用するエフェクターの台数-1本です。

ギターとエフェクターを繋ぐシールドほど長いものは必要ないので、音の劣化が抑えられます。

ちなみに様々なケーブル長さが売られていますので、構成するボードにあったものを選ぶと良いでしょう。

自分の求める長さにカットして自作するパッチケーブルも存在します。

コンパクトで見た目もすっきりするので、私はこちらを使用しています。

▽同じような形状のエフェクター同士を繋ぐ場合は、ケーブルが短縮された製品もあります。

エフェクターを動かすパワーサプライ

エフェクターには電源が必要です。

ボード導入前では一つのエフェクターに電源を一つ使用することが多いです。

しかし、エフェクターが複数台になると一つ一つに電源を接続していると持ち運びも大変。

コンセントも足りないなんてことがあります。

ここで登場するのがパワーサプライです。

パワーサプライは複数の電源を一つに集約できる機械です。

ボードを導入する際には、このパワーサプライも一緒にそろえておくと良いと思います。

※パワーサプライは、エフェクターの合計消費電流を超えない許容量のものを選びましょう。

▽最大電流2000mAまで使用可能。
 9V、12V、18Vを選べる機能もあり。

エフェクターとパワーサプライを繋ぐケーブル

エフェクターとパワーサプライを繋ぐDCケーブルも忘れてはいけません。

DCケーブルもパッチケーブルと同様にいくつかの長さの製品があります。

また、ジャック部分がL字型とI字型が存在します。

左:L字型 右:I字型

ボードを構成する上でイメージ通りとなるようなジャックの形状を選ぶようにしましょう。

エフェクターボード作成に必要なもの

ボード内に入れる中身を確認したら、ボードを構成するために必要なものを確認しましょう。

本体となるボードケース

エフェクターを並べるボードには、大きく分けてハードケース型と、すのこ型があります。

ハードケース型

ハードケース型は、ジュラルミンケースのような外装で重く頑丈なケースになります。

ケースは上蓋とボード部で分かれています。

上蓋を外すことですぐにエフェクターをボードに配置したまま使用することができます。

ハードケース型のメリット
ハードケース型のデメリット

重さは頑丈ゆえのデメリットです。

持ち運びのしやすさとエフェクター保護を天秤にかけて検討すると良いでしょう。

▽比較的軽く、お手軽なボード

すのこ型

すのこ型は、すのこのようなスリットが入った台です。

スリットの隙間に配線を通すことですっきりとした見た目にすることができます。

パワーサプライなど演奏中に操作しないものをすのこの裏に設置することで、スペースを多く確保できます。

そのため、ボード自体を比較的小さくすることができます。

すのこ型のメリット
すのこ型のデメリット

手で運ぶ場合は、軽いすのこ型が便利です。

ボード内もスッキリするので、整理整頓をしっかりできる方なら良い選択です。

▽すのこ型有名なPEDALTRAIN。
 ケース付きで初めてのボードに◎

機材を固定するマジックテープ

エフェクターボードと機材の固定にはマジックテープがおすすめです。

ハードケースタイプの場合は、ボード側にすでに下地が張ってあることが多いです。

そのため、機材にマジックテープを張ることでボードに取り付けることができます。

ただ注意点として、マジックテープの質によってはすぐにはがれてしまうことがあります。

強力なマジックテープを用意して、はがれないようにしっかり固定しましょう。

▽ギタリストご用達のマジックテープです。
 強力ではがれにくいです。

配線を結線する結束バンド

パッチケーブルやDCケーブルなどの配線がバラバラに取り付けられていると…

  • 配線によるノイズの原因
  • 見た目が美しくない

といった問題が発生します。

それを改善するには配線をまとめる結束バンドを利用すると◎

黒い結束バンドの場合は目立たないのでスマートに見えます。

ボードと配線を固定するベースプレート

結束バンドをある面に固定するプレートをベースプレートと呼び、製品化されています。

ベースプレートを使うと結束バンドが浮くことなく、しっかり固定することができます。

ベースプレートに結束バンドを通し、ケーブルを固定

▽まとめ買いがお得です。

あったら便利かも

無くても完結しますが、あったら良いグッズを紹介します。

長らくエフェクターを使用していれば、いずれそろえるものになります。

持ち運び用のカート

ギターとエフェクターボードを運ぶ際、重さで肩や腕を痛めてしまうことがあります。

そんな時に活躍するのはギターとエフェクターボードを積載できるキャリーカートです。

キャリーカートに積み込んでしまえば、電車移動や長時間の歩行も楽々!

エフェクターボードもそろえて、少し重さを感じてきたら導入どきです!

ただし、階段は苦手なので目的地へのアクセス(エレベーター位置)は要チェックです。

ボード内の遊びを無くす緩衝材

緩衝材で、ボード内の遊びをなくし、エフェクターへの衝撃を和らげることができます。

ボードのサイズを確認し、適宜カットすれば簡単に導入することが可能です。

ただし、厚みはカットできません。

そのため、ボードの蓋が閉まらなくならないようにボード内の高さは確認しておきましょう。

スイッチャーでエフェクターを管理

エフェクターが多くなると、足元操作が多くなり、演奏に集中できなくなることがあります。

そんな時はスイッチャーを使うと足元操作のストレスがなくなります。

スイッチャーは、エフェクターのオンオフを集約するペダルです。

スイッチ操作でエフェクターを通したり、バイパスすることができます。

最初はプログラム式ではなく、レギュラーなスイッチャーに慣れることをお勧めします。

※プログラム式とは、スイッチ一つ一つに電子制御機能が備わっており、複数のループを通したり、バイパスすることができます。

▽プログラム式ではないレギュラーなスイッチャー

あとがき

初めてボードを導入した時のワクワク感や、早くメンバーに見せたい想いなど

夢と希望が詰まった魔法の箱、エフェクターボード。

そんなエフェクターボードは、トキメキを与えてくれる不思議な存在です。

愛すべき機材をボードにきれいに並べて、素晴らしい音楽を一緒に奏でていきませんか!

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