

ベース弾いてて、アンプより細かいEQの設定をしたい…

そんな時はペダル型のイコライザーを使うと良いよ!
ベースもギターと同じく、音のキャラクターを変えることで楽曲の雰囲気を変えることができます。
そこで、細かく調整するにはペダル型イコライザーがおすすめです!
今回は、ベースに特化したイコライザーのおすすめ製品をピックアップしました。
読みたい項目をクリック
- 1 ベースイコライザーの役割
- 2 おすすめイコライザー12選
- 2.1 BOSS / GEB-7
- 2.2 BOSS / EQ-200
- 2.3 MXR / M109S
- 2.4 MXR / M80 BASS D.I.+
- 2.5 electro-harmonix / DI Battalion
- 2.6 Earth Quaker Devices / Tone Job
- 2.7 SHIGEMORI / PRETONE
- 2.8 BOOT-LEG / Holy Angel
- 2.9 DEMETER / BEQPB
- 2.10 Empress Effects / Bass ParaEQ
- 2.11 GENZLER / RE/Q Pedal
- 2.12 Effects Bakery / Maritozzo Bass EQ
- 3 イコライザーの使い方
- 4 最後に
ベースイコライザーの役割

ベースのイコライザーは、音の周波数バランスを調整するための機材です。
低音を太くしたり、中域に存在感を出したり、高音を明るくしたりできます。

バンドアンサンブルの中で、ベースの音をしっかり届けるために使われるね
ベースは環境で音が変わりやすい楽器なので、スタジオやライブハウスでも、イコライザーがあると安定した音作りができます。
単なる「音量調整」ではなく、自分のベースのキャラクターを引き出すためのツールです。
おすすめイコライザー12選
BOSS / GEB-7

理想のベーストーン、7本のフェーダーで掴め
ベースイコライザーの定番といえばこれ。
ベースに最適な周波数帯域をしっかり押さえつつ、各バンドの効きが絶妙にチューニングされています。
低域は自然に太く、中域は輪郭をくっきり、高域は明るくコントロール可能。
操作はシンプルでも音の変化は驚くほど繊細で、スタジオやライブでも安定した存在感を発揮します。
フェーダーを少し動かすだけで音が生まれ変わる感覚は、一度触るとやみつき。
派手な個性ではなく、どんなベースやアンプにも自然になじむ“頼れる万能EQ”。
初めての単体イコライザーにも間違いのない一台です。
BOSS / EQ-200

音作りの主導権を握る、多機能イコライザー
2系統の10バンドEQを備えた高性能グラフィック・イコライザーです。
視認性の高いLCDディスプレイで細かな調整も一目で確認でき、音作りの自由度は抜群。
シンプルな操作性ながら、シリーズ/パラレルの切り替えや他エフェクターとのインサート接続にも対応しており、サウンドの可能性を広げてくれます。
通すだけで音が引き締まり、原音のニュアンスを保ったまま輪郭が整う印象です。
メモリー機能で音作りを保存できるのも便利。
宅録でもライブでも、安定感のあるサウンドメイクを支えてくれる一台です。
MXR / M109S

シンプルに音の芯を磨く6本のフェーダー
6バンド仕様のグラフィックイコライザーです。
ベースに必要な低域から中高域までしっかりカバーしており、余計な機能を省いたシンプルさが魅力です。
ノイズリダクション回路とトゥルーバイパスを搭載し、クリーンなサウンドを保ったまま思い通りのトーン調整が可能。
特に200Hz〜1.6kHzの帯域を細かくコントロールできるため、ミドルを整えたいベーシストにはぴったりです。
アンプのEQだけでは出せない立体感をプラスでき、音抜けや存在感を自在に調整できます。
コンパクトながら音作りの精度を高めてくれる、頼れる1台です。
MXR / M80 BASS D.I.+

定番の名機にして、多機能すぎる万能プリアンプ
ベーシストなら一度は耳にする定番プリアンプ。
クリーンとディストーションを独立して切り替えられ、ライブでも録音でも柔軟な音作りが可能です。
Colorスイッチを入れると、一気に抜けのいいドンシャリサウンドに変化。
EQの効きも自然で、ベース本来のトーンを活かしながら補正できます。
ノイズゲートやDI出力も装備しており、機能面はプロ仕様。歪みは荒めながら、芯を残したまま力強く鳴ってくれます。
使いこむほどに表情を変える、まさに“定番の理由がわかる”1台です。
electro-harmonix / DI Battalion

音作りの自由をこの1台に。多機能プリアンプ!
4バンドEQ・ディストーション・コンプ・ノイズゲートを搭載した多機能ベースプリアンプです。
中でも特徴的なのが、ディストーションの前後にEQを置く位置を選べる設計。
歪みの質感や低音の残り方を細かくコントロールできます。
クリーントーンはナチュラルで、ベース本来の鳴りをそのまま活かせるのも魅力。
ハイミッドとローミッドを軽く調整するだけで、上質なトーンを作り出せます。
自宅練習からライブ、録音まで対応できる万能タイプ。
「音作りを試したいけど何を買えばいいかわからない」人にもぴったりの1台です。
Earth Quaker Devices / Tone Job

シンプルで奥深い高品位EQ
トレブル・ミドル・ベースの3バンドEQに加え、最大+20dBまでのブーストが可能なアクティブ回路を搭載したイコライザー&ブースターです。
ベースの輪郭をくっきりさせたい時や、ライブで音が埋もれがちな時にも強い味方。
EQの効きが非常に素直で、細かい調整なしでも音のバランスが整います。
さらに、Levelノブで入力信号を最大5倍まで増幅できるため、ブースターとして使えばサウンドに厚みと抜けが加わります。
直感的な操作で理想のトーンを作れる、シンプルながら奥の深い1台です。
SHIGEMORI / PRETONE

サンプルに効く、音の芯を整える秘密兵器
音のレンジとキャラクターを自然に整えるトーンプロセッサーです。
一般的なEQのように派手に音を変えるタイプではなく、ベースの「鳴りそのもの」を磨くような使い心地が特徴。
ほんの少し加えるだけで、音にハリや艶が出て、全体のまとまりが良くなります。
特に歪み系エフェクターの前に置くと、歪みの質感が引き締まり、より扱いやすいサウンドに。
操作には少し慣れが必要ですが、理解して使いこなすほど「今まで足りなかった何か」が埋まる感覚を味わえます。
見た目も美しく、長く付き合いたくなる一台です。
SHIGEMORI / PRETONE
サウンドハウスで見るBOOT-LEG / Holy Angel

踏んだ瞬間、ベースの底力を呼び覚ます
ベーシストBAN(44MAGNUM)が理想の音作りを追求して生まれたトーンシフターです。
LOW・MID・HIGHの3バンドEQを搭載し、それぞれ独自の帯域設定とQ幅で細やかな音作りが可能。
スイッチを入れた瞬間に音圧が増し、太く立ち上がるベースサウンドへと変化します。
ほんの少しの調整でも輪郭や迫力が大きく変わるため、弾いていて自然とテンションが上がります。
操作には慣れが必要ですが、自分のベースの「本当のポテンシャル」を引き出したい人にはぴったりの1台です。
ライブでもレコーディングでも、頼れる主役級の存在感を放ちます。
BOOT-LEG / Holy Angel
サウンドハウスで見るDEMETER / BEQPB

余計な味付けなしの大人のプリアンプ
世界中のプロベーシストから愛されるシンプル設計のベース用イコライザー付きプリアンプです。
派手な変化よりも、音の艶と奥行きを自然に引き出すことに特化しています。
ノイズも少なく、EQの効きは繊細ながら的確。
ベース本来のキャラクターを崩さず、上品に補正してくれます。
どんなアンプにもスッとなじみ、音作りをワンランク上に引き上げるような印象です。
過度な加工をせずに「良い音」を求めたいプレイヤーにぴったりの一台。
派手さより“質”を大切にする人にこそおすすめです。
DEMETER / BEQPB
サウンドハウスで見るEmpress Effects / Bass ParaEQ

スタジオクオリティを足元に。音を削るより、磨くEQ
細かく狙った帯域を自在にコントロールできる高性能なパラメトリックEQです。
3バンドそれぞれの周波数とQ幅を調整できるので、狙ったポイントだけをスッと整えることができます。
ブースト量は最大+30dBと強力で、プリアンプ的に使うことも可能。
ノイズの少なさと透明感のある音質はスタジオ機材並みで、アクティブ/パッシブ問わずベースの個性を活かした音作りができます。
ライブでもレコーディングでも、音の“芯”を見失いたくないベーシストにおすすめです。
GENZLER / RE/Q Pedal

プロ級の音作りを、たった一台で
音の整理に特化したベース用EQペダルです。
5バンドEQに加え、不要な低域や高域を整えるハイパス/ローパスフィルターを搭載。
モコついた低音を引き締めたり、耳に刺さる高音をやわらげたりと、サウンドの輪郭を丁寧に磨き上げてくれます。
音量調整にも対応し、クリーンブースターとしても活躍。
余計な装飾をせず、ベース本来の鳴りを“整理して際立たせる”タイプのEQです。
派手な効果よりも、音の完成度を一段上げたい人にぴったりのペダルです。
Effects Bakery / Maritozzo Bass EQ

かわいい見た目に反して、本格派
コンパクトながら本格的なベース用イコライザーです。
5バンドEQに加え、LEVELとMASTERを分けて調整できる設計で、音作りと音量管理をしっかり分けられます。
低域を太くしたり、高域をすっきりさせたりと、音の輪郭を手軽に整えることが可能です。
±18dBという広い可変幅を持ちながらも、ナチュラルに効くため、初めてのEQとしても安心。
歪みを少し加えてブースターや簡易プリアンプ的にも使える多機能さも魅力です。
可愛いルックスに反して、音作りの自由度はかなり本格派です。
イコライザーの使い方

イコライザーは、音を「低音」「中音」「高音」に分けてバランスを整える機材です。
主に「BASS(LOW)」「MID」「TREBLE(HIGH)」などの3つのつまみがあります。
- BASS(LOW)
主に40〜120Hzあたりを調整します。上げると低音が太くなり、下げるとタイトでスッキリした音になります。 - MID(中域)
200〜800Hz付近を担当します。ベースの「芯」や「存在感」を決める帯域です。上げると輪郭がはっきりし、下げると引っ込み気味になります。 - TREBLE(HIGH)
2kHz〜5kHzくらいの高音域をコントロールします。上げるとスラップやアタックが強調され、下げると柔らかく落ち着いた音になります。
使い方のコツは、「いきなり大きく動かさない」ことです。
まずは12時(フラット)を基準に、少しずつ回して変化を確かめてみましょう。
環境やバンド構成によってもベストな設定は変わるので、「自分の音が埋もれないポイント」を探すのが大切です。
最後に
ベースもイコライザーをいじると結構キャラクターが変わります。
低音の中でも攻撃的なものや、優しくプリッとしたもの、地響きのような厳ついもの、いろいろな音が作れます。
その中でもイコライザーは、その調整役を担います。
ぜひ自分だけのオリジナルなベースサウンドを作り上げちゃってください!


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