これから結婚式を控える皆様、おめでとうございます!
一生に一度の大切な結婚式。
お二人の愛と幸せをゲストと分かち合う特別な一日を、最高の音楽で彩りたいですよね。
しかし、いざBGM選びを始めると、膨大な数の曲の中から何を選べば良いのか、迷ってしまいますよね。
「どんな曲が合うのか分からない」「定番の曲ばかりだとつまらない」「ゲストの年齢層に合わせた選曲って難しい…」
そんな悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?
この記事では、結婚式を彩るBGM選びのポイントから、シーン別おすすめ曲まで、あなただけの最高のセットリストを作るためのヒントをたっぷりご紹介します。
お二人の想いを込めた音楽で、ゲストに感動と喜びを届ける最高の結婚式を実現しましょう!
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BGMのセットリストを決める重要なポイント
自分たちで自由に決められるといっても適当に決めるのは良くありません。
また、定番曲のみや、式場のサウンドコーディネーターに全てを任せてしまっては、オリジナル性のない雰囲気になってしまうかもしれません。
ここでは冷静にBGMのセットリストを決めるのに重要なポイントを紹介していきます。
BGMは雰囲気に強く影響する
結婚式におけるBGMは、単なる音楽ではなく、会場全体の雰囲気を左右する重要な要素です。
明るい曲を選べば、会場が一気に盛り上がり、感動的な曲を選べば、ゲストの心に深く響くでしょう。
逆に、シーンに合わない曲を選んでしまうと、せっかくの演出効果が台無しになってしまう可能性もあります。
BGM選びは、結婚式の雰囲気に与える影響が強大と言っても過言ではありません。
例えば…
このように、シーンごとに適切な曲を選ぶことで、より効果的に会場の雰囲気を演出することができます。
自分たちが好きな曲や思い出の曲にする
結婚式は、人生の中で、記憶にも、記録にも残る特別なイベントです。
だからこそ、自分たちの好きな曲や思い出の曲をBGMにするのもおすすめです。
ゲストの方々を楽しませるのも大事ですが、まずは主役となるお二人が楽しめるような雰囲気にすることが重要です。
自分たちが好きな曲、思い出の曲を使用することで、お二人は自然と笑顔があふれます。
そして、そのお二人の姿を見られているゲストの方々も自然と笑顔になります。
笑顔の連鎖だ…!
例えば、学生時代に付き合っていた時の曲や、初めて出会った時の曲など、お二人の恋愛ストーリーを彩ってきた曲を選ぶのも素敵です。
また、家族や友人との思い出の曲を選ぶのも良いでしょう。
自分たちの好きな曲や思い出の曲を選ぶことで、世界に一つだけのオリジナルな結婚式を創り上げることができます。
お二人の個性を反映した上で、ゲストに楽しんでもらうことがベストな選曲と言えるでしょう。
曲決めに答えはないので深く考えすぎない
結婚式準備において、BGM選びは特に悩んでしまうポイントの一つです。
しかし、完璧なセットリストを作ろうと深く考えすぎてしまうのは逆効果です。
なぜなら、結婚式におけるBGMに正解不正解はなく、お二人の個性を表現するものだからです。
言わばアートと一緒!
大切なのは、 自分たちが良いと思う曲を選ぶこと + ゲストに楽しんでもらうことです。
周りと比べて異なることや、マナーばかり気にして選曲を制限したりする必要はありません。
おふたりらしい感性で、自由に選んでください。
もしどうしても迷ってしまう場合は、式場のサウンドコーディネーターの方に相談するのも良いでしょう。
本記事や専門家のアドバイスを参考にしながら、自分たちだけの最高のセットリストを作ってみましょう!
シーンの雰囲気とBGM選定のポイント
ここからはシーン別に雰囲気の解説ともにBGMを選ぶポイントなどを記載していきます。
あくまでも一つの考え方なので「こうあるべきだ」ということではなく、私のおすすめとして参考にしていただければと思います。
迎賓
主役のお二人は不在ですが、「ようこそ、お越しくださいました!」と、ゲストひとりひとりを笑顔で迎えるシーンです。
アットホームな雰囲気を作り、ゲスト同士の会話も弾むような、温かい空間を演出しましょう。
ゲスト同士はまだお酒も入っておらず、初めて式場に足を運ばれる方が多いです。
そのため、緊張した雰囲気が漂います。
そこで無理に明るく元気な曲調にするよりも、助走をつける形で、張り切りすぎず爽やかな曲調にすると良いと思います。
友人はこんな選曲をした!
RADWINPS / 君の名は。(アルバム)
入場
入場シーンは主に、披露宴最初と中座(お色直し)後の入場の二つがあります。
どちらもBGM選定のポイントは変わりありません。
華やかでロマンチックな雰囲気を演出して、おふたりの晴れ姿を盛大にお祝いしてもらいましょう。
イントロに勢いのある曲を選ぶと、登場時に盛り上がるのでおすすめです。
どんなジャンルでもイントロで勢いのある曲はあると思います。
自分の好きな曲の中で、登場時のイメージに合うものを探してみましょう!
友人はこんな選曲をした!
melee / BUILT TO LAST
鏡開き
和式であれば取り入れられることの多い鏡開き。
鏡開きは、末広がりや繁栄を願って行われる、縁起の良い演出です。
実際の演出としては、木槌を使って、樽酒の上蓋を開く行為が一般的です。
華やかで力強い雰囲気を演出して、会場全体を盛り上げましょう。
和楽器を使った曲や、和を連想させる曲を流すことで、一気に和式の雰囲気が出ます。
友人はこんな選曲をした!
AUN / J Classic Orchestra / Oriental Journey
和楽器をつかった曲や、和を連想させる曲を探すのは大変だと思うので、候補を下記に掲載します。
ぜひ参考にしていただければ!
内池秀和 / BEGIN Japanology
久石譲 / Oriental wind
松本晃彦 / The Summer Wars
祝杯
新郎新婦の門出を祝う大切なシーンです。
和やかで、爽やかな雰囲気を演出します。
新郎・新婦の未来を明るく照らすような、ゲスト全員で祝福する時間にしましょう。
乾杯の発声の後に流れる曲になりますので、BGMがかかった瞬間に緊張感から解かれます。
緊張感を解く爽やかな曲を選曲することで、披露宴のスタートとしても印象の良いイベントになるでしょう!
友人はこんな選曲をした!
the cure / Friday, I’m in love
退場(中座)
新郎・新婦がピシッとしたタキシードや、華やかなドレスなどにお色直しするために退場するシーンです。
これまでの感謝の気持ちを伝え、これからの幸せを祈って、新郎・新婦の好きな曲で華やかな雰囲気を演出しましょう。
新郎・新婦の希望や結婚式のテーマに合わせ、より特別で思い出に残る退場になるように考えてみてはいかがでしょうか。
友人はこんな選曲をした!
綾香 / にじいろ
プロフィールムービー
新郎新婦のこれまでの歩みや人柄を紹介し、ゲストと繋がる大切なツールです。
二人の個性を活かしたオリジナルムービーで、ゲストに二人のことをもっと知ってもらい、温かい感動を分かち合いましょう。
プロフィールムービーは、結婚式をより思い出深いものにするために欠かせないアイテムです。
ぜひ音楽にもこだわって素敵な映像で、ゲストに笑顔を届けられるようにしましょう。
友人はこんな選曲をした!
Official髭男dism / 115万キロのフィルム
手紙朗読
新郎・新婦が両親や家族、友人に手紙を読んで感謝の気持ちや愛情を伝えるシーンです。
手紙朗読には、下記のような3つのパターンがあります。
- これまで育ててくれた両親や家族への感謝の気持ちを伝える
- これからの人生を共に歩んでいくパートナーへの愛情を伝える
- これまで支えてくれた友人への感謝の気持ちを伝える
手紙朗読は、結婚式の中で最も感動的なシーンの一つです。
手紙の内容を考え、イメージに合った楽曲を選定することで、より雰囲気のある演出にすることが可能になります。
友人はこんな選曲をした!
扇谷研人&伊藤ハルトシ(岡田惠和 · 渡辺俊幸) / おひさま~大切なあなたへ
両親への花束贈呈
新郎・新婦が両親や家族、友人に花束を贈り、感謝の気持ちや祝福の気持ちを伝えるシーンです。
手紙朗読と同じく、結婚式の中で最も感動的なシーンの一つです。
花束を手渡す瞬間が一番盛り上がる場面となります。
そのため、BGMも手渡しの瞬間に盛り上がるようなセクションを使用すると、より一層感動的な演出ができると思います。
友人はこんな選曲をした!
KinKi Kids / Family 〜ひとつになること
退場
結婚式の終盤に新郎・新婦や両親が退場するシーンです。
これからの幸せを祈って、温かく感動的な雰囲気を演出しましょう。
退場は式の幕を下ろすイベントとなります。
映画のエンドロールのようなシーンを想像してもいいかもしれません。
友人はこんな選曲をした!
QUEEN / Don’t stop me now
エンドロールムービー
結婚式の締めくくりに上映されるムービーです。
当日の様子を写真や動画で振り返り、ゲストへの感謝の気持ちを伝えます。
温かく感動的な雰囲気を演出しましょう。
エンドロールムービーは、結婚式の思い出を振り返ることができる貴重なアイテムにもなります。
曲にもこだわりを入れつつ、ゲストに感謝の気持ちをしっかりと伝え、結婚式を締めくくりましょう。
友人はこんな選曲をした!
Mr.Children / 365日
送賓
結婚式の最後に、ゲストが会場を後にするシーンです。
式が終わり、ゲストの方はお腹も満たされ幸せいっぱいの気持ちになっている頃です。
最後の締めは誰もが知っている曲で送り出してあげるのも一つの選曲基準となります。
友人はこんな選曲をした!
QUEEN / Bohemian Rhapsody
歓談中
結婚式の中でゲスト同士が自由に会話を楽しむ時間です。
BGMは、その雰囲気を盛り上げる重要な役割を担います。
歓談中の雰囲気
- 明るくリラックスした雰囲気
- 会話がしやすい雰囲気
- ゲスト同士が親睦を深められる雰囲気
歓談時間は他シーンよりも長く、盛り上がりの起伏は穏やかです。
そのため、自分の好きなジャンルの曲を取り入れることができます。
他にも選び方はあって…
- 春夏はアップテンポな曲で明るく爽やかに
- 秋冬はバラード曲でしっとりと
- 昼の部は軽快な曲で明るく
- 夜の部はロマンチックな曲でムーディーに
など、シチュエーションに合わせて曲を選ぶのもおすすめです。
歓談のBGMは、結婚式全体の雰囲気を左右する重要な要素です。
上記のポイントを参考に、ゲストが気持ちよく過ごせるようなBGMを選んでみてください。
友人はこんな選曲をした!
Bruno Mars / Just The Way You Are
Maroon 5 / Sunday Morning
最後に
結婚式を彩るBGM選びは、自分たちだけの最高の結婚式を作り上げるための重要なポイントです。
この記事では、シーン別の雰囲気やおすすめ曲、ポイントを紹介しました。
しかし、大切なのは「正解」を探すことではなく、自分たちらしい感性で自由に選ぶことです。
この記事を参考に、自分たちらしい音楽で、最高の結婚式を創り上げてください!
結婚式が成功することを願っています!
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