【簡単解説】ピックガード、ピックアップカバーの交換方法

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バンドでよくストラトを弾いているのですが…

筆者所有のストラト

何か白いピックガードに飽きてきたなぁと思う今日この頃。

ブログのネタにもなるし、いっちょピックガード諸々を交換しますか!!

と唐突に思ったので、交換方法を順を追って整理してみました。

意外と簡単にできるので、気になる方はトライしてみても良いかもしれません。

今回交換するギターの紹介

今回ピックガード等交換するギターはこれ!

フェンダーのストラトです。

メーカーFender
モデルAmerican Special Stratocaster
製造年2014
規格インチ
ネジ数11
購入状態中古
改造履歴ターボブレンダーによる回路変更

もともと付いていた各パーツの色について

ピックガードは少し焼けてクリーム色っぽい感じですが、たぶん全て普通のホワイトです。

使用する道具

こちらの工具を使用しました。

  • 端から測れる定規…ピックアップ高さ測定用
  • モンキーレンチ…ポット取り付け用
  • ドライバー(小)…ピックガード取付ネジ用
  • ドライバー(大)…ピックアップ他取付ネジ用

家にあるものでなんとかなります。

家になければホームセンターや百均に行って揃えるのがいいでしょう。

交換手順

手順1. 交換用の各パーツ探し

今回はピックガードとピックアップカバー、ノブ等を交換します。

実際上記パーツは、音質よりも、見た目に与える影響は絶大です!(ほんとかー?)

各パーツのデザイン・色を決める際に、まずはどんなイメージにするかが重要です。

ギター本体、ネック、ペグや金属パーツの色、形状を元に、デザインを想像してみましょう。

ドラちゃん
ドラちゃん

ちなみにピックガードとその他パーツの色を別々に考えると変な組み合わせになるぞ

もしも想像しにくいようなら、google検索でイメージに近い画像を探してみましょう。

「ストラト サンバースト べっ甲」で検索した結果

もしかしたら大手メーカーの標準モデルでイメージの通りのものがあるかもしれません。

今回筆者は「ヴィンテージ風」というテーマを考えていたので、下記に決めました。

  • ピックガード … べっ甲柄
  • その他パーツ … クリーム色系

早速、ECサイトで「ストラト ピックガード インチ」などと検索。

気に入ったパーツを購入してみました。

仕入れたピックガード

YJB PARTS

ST STD/70’s ストラト用ピックガード Classic Brown Tortoise 4Ply

表 裏

安価ですが日本製でしっかりしていそう &

商品ページ概要にはspecialが適合しているようなので即決。

適合モデルにspecialの文字が!

仕入れた他パーツ

Fender STRATOCASTER ACCESSORY KITS AGED WHITE

ピックアップカバーやノブがまとまったアクセサリーキット。

こちらはfender純正品です。

エイジドホワイトがどの程度の色味なのか、商品画像だけではわかりませんでした。

…がホワイトよりはクリーム色に近いだろうということで採用。

(結果、クリーム色に近くてほっとした)

手順2. ピックアップの高さの計測

ピックガードを交換するには、ピックアップを外さなければいけません。

ピックアップは弦との隙間の幅によって出力の強さが変わってきます。

今のプレイコンディションを維持するには、交換前後で同じ状態にする必要があります。

ピックアップは1弦側と6弦側の両端で高さの調節ができるので、端と端の高さをそれぞれ計測しましょう。

端から計測できる定規で、ミリ単位まで細かく計測。

計測結果はメモか、定規を当てた写真を水平から撮るようにしましょう。

手順3.ノブやスイッチカバーを外す

まずはヴォリューム、トーンノブ、スイッチカバーを外しましょう。

外し方のコツ

ちなみにピックガード取付ネジを外す前に行うことで、内部配線に負担をかけずに済みます。

手順4.弦を外す

ピックガードを外すには弦が邪魔になるので、外す必要があります。

普段、弦交換をする要領で全ての弦を外しましょう。

弦外しにはストリングワインダーを使うと作業短縮になります。

手順5.ピックガード取付ネジを外す

ギター本体からピックガード取り付けネジを外します。

この時、ドライバーでギターのボディを傷つけないように慎重に。

外したネジは何か入れ物に入れると無くしにくくなります。

手順6.各パーツを外す

ピックアップやレバースイッチ、ヴォリューム、トーンポットを外します。

外すパーツの取り付けネジ等の形状や長さはそれぞれ異なるので、見分けがつけられるように整理して保管します。

ポットを外す際は、裏面のポット本体を支えながら、表面のナットを回しましょう

注意

外したら取り付け穴周りが汚れていることが多いので、クロス等で拭いておきましょう。

手順7.ピックガードに各パーツ取付

先ほど取り外した各パーツを新しいピックガードに取り付けます。

ピックガードの表面のビニールは各パーツを取り付ける前にはがしておきましょう。

今回購入したピックガードは、裏面のシールディングに取り付け穴が空いていませんでした。

そのため、あらかじめ小さな穴を開けておき、ネジを閉めるようにします

(本当は取付穴の形状に沿って丸く開けるのがスマートだけど、面倒くさいので筆者はカッターで十字に切り込みを入れる程度)

手順8.ギター本体にピックガード取付

各パーツを取り付けた後、ギター本体にピックガードを取り付けます。

取付穴がピックガードの穴と一致していることを確認します。

ここで穴の位置が合っていないと、ギター本体に穴をあける必要が出てきます

今回使用したピックガードでは、一か所のみ穴の位置が若干ずれていました。

本当は元々の穴を埋めて、新しい穴をあけるのが正攻法ですが、今回は時間もなかったため該当箇所のネジは取り付けませんでした。

ドラちゃん
ドラちゃん

面倒くさがり屋だな

リョウスケコンノ
リョウスケコンノ

元のピックガードに戻す時にまた穴あけしなきゃだからね、、

手順9.ヴォリュームノブなどの取付

ギター本体とピックガードを固定したら、ヴォリュームノブなどのパーツを取り付けます。

取り付けは取り外すよりも簡単で、ノブを押し込むだけで取り付けられます。

ただし、すべてのノブのメモリは同じ位置に取り付けましょう

プレイ中にいじる場合、メモリ位置がごちゃごちゃだと混乱してしまいます。

手順10.ピックアップの高さの調節

最後にピックアップの高さ調整です。

ピックガード交換前に測定していた数値に合わせてピックアップの高さを調整しましょう。

ミリ単位で音の出力は変わるので慎重に。

完成!

弦を張って完成しました!

交換前の白いピックガードからべっ甲柄に変えたことで玄人感のあるギターになりました!

交換前
交換後

気分が高まり、またモチベーションが上がります!

早くバンドで使いたいなぁと。

最後に

ストラトのピックガード交換はパーツを外したりと、大変な印象はあります。

しかし、実際にやってみるとそんなことはない、思ったより楽に交換ができます

  • 所有ギターのデザインに飽きた
  • 改造してみたいけど何からしていいかわからない
  • 他のギターとは違った個性を求めている…など

上記を考えている方におすすめな今回のパーツ交換。

意外と簡単に交換できてしまうので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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