建築学科を専攻してバンドはできるのか ~両立するためには~

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どうもリョウスケです。

大学に入ったらバンドと学業を頑張りたいと思っている学生さんも多いと思います。

しかし、入りたい学科によっては忙しすぎて、バンドをできる時間なんて取れないんじゃないかと不安の声も。

今回は何かと忙しいイメージの建築学科にフォーカスを当てて、学業とバンドの両立ができるかを解説していきたいと思います。

自分も建築学科を専攻しながらバンド活動を行っていたので体験談も交えてお話させていただきます。

建築学科とは具体的にどんなことをするの?

まだ大学に入学されていない方は、建築学科に入ると何をするのか想像ができないと思います。

建築学科の学業内容は大きく分けて2つ。

座学設計課題がメインです。

学校の方針にもよりますが、4年大学の場合は大体どこも上記のようなカリキュラムです。

具体的に解説します。

座学

その名の通り、講義形式の授業です。

1~3年生までは学科の人全員が同じ授業を受けることが多いので、大人数での講義となります。

先生から学生へ一方的な教示が多いので、睡魔との戦いになる場合もあります笑。

内容的には、建築の設計手法から構造計算の初歩的な考え方まで幅広く講義してもらえます。

期末には、テストやレポートの提出があるのでしっかり先生の話を聞いておきましょう。

設計課題

たぶんみなさん何をやるかピンと来ないと思います。

簡単に言うと、決められた期間に出された内容に対して、自分で考えた設計をすること。

その過程で模型や図面を作成し、マンツーマンで先生に助言をいただく、といった授業形式です。

これは、普通高等学校の授業では行わない授業形式ですね。

大学によりますが、3~4ヶ月に一回最終提出があるので、提出日1週間前から模型と図面作成に打ち込むことになります。

建築学科ではこれがメインとなる授業です。

学業とバンドを両立する時間はあるの?

では結局、学業とバンドは両立する時間はあるのかという問題。

答えは・・・上手くスケジュール管理ができれば、YESです。

前述の通り設計課題最終提出日付近は忙しいです(ちなみに大学カリキュラムの年間スケジュールはもらえるはず)。

また、バンドをやるにはお金がかかるので、バイトもしなければならないと思います。

なので、時期とバイトの量を調節する必要があります。

上記のように、設計課題最終提出日付近を避け、バイトのシフト・時間を調整し、バンドの練習を入れることで、継続的な活動が可能となります。

最終的にはライブ活動もできます。

気を付けてほしいことは、学業、バンド、バイトのモチベーションが高くないと、スケジュールが崩れて、それぞれうまくいかなくなってしまいます。

モチベーションが低くなりそうなときは、大学仲間やバンドメンバー、バイトの同僚に相談してみると良いかと思います。

自分が学生だった頃のスケジュール

参考までに自分が建築学科専攻の時のスケジュールを載せておきます。

1~3年生の時の一般的なスケジュール

期末や設計課題最終提出直前以外の一般的なスケジュールです(1~3年生)。

平日はすべて大学へ行き、バイトは週3、バンド練習は週2で構成されています。

我ながらバランスの良いスケジュールで計画されています笑。

ちなみに空白個所は移動や食事、自宅での課題作業、ギター練習となっているので見た目ほど暇な時間はありません。

続いては期末、設計課題最終提出直前のスケジュールを紹介します。

期末や課題最終日前1週間のスケジュール

だいぶ青いブロックが毎日を侵食していますね。

週7課題作業、週1バンド練習、週1バイトという、えげつないスケジュールでした。

すごく忙しそうですが、これはある期間だけなので、まれなスケジュールになっています。

あとは、課題をどこまでやりこむかで変わっていきます。

ある程度成績も担保しつつですと、今回紹介したようなスケジュールで計画すると良いでしょう。

あまり成績を気にしないのであれば(非推奨)、バイトやバンド練習の時間をもう少しとってもいいかもしれません。

今回ご紹介したスケジュールだと一見忙しそうに見えますが、自分の場合はモチベーションが高かったので、結果的に時間のある高校時代よりもバンド活動に打ち込めました。

用はどんなに忙しくてもモチベーションが高ければ充実した活動が行えると思います。

建築を専攻していたミュージシャン

プロミュージシャンでも学生時代は建築学科を専攻していた人もいます。

  • L’Arc~en~CielのKenさん(名古屋工業大学工学部建築学科出身)
  • オフコースの小田和正さん(東北大学建築学科から早稲田の大学院へ)
  • toeの山嵜廣和さん(デザイン系の専門学校から店舗設計会社設立)
  • ピンクフロイドのロジャーウォーター(昔のウエストミンスター大学で建築を専攻)

このように建築を専攻しながら音楽活動をして成功している方もいます。

いらない不安を持たずに、学業もバンド活動も思い切って挑戦しましょう。

まとめ

  • うまくスケジュールを調整すれば両立は可能
  • 学業やバンド活動を長続きするにはモチベーションが大事
  • せっかく大学に通うので、学業も手を抜かない

時間は有限なので、たくさんの誘惑に負けずに有意義な活動をしましょう。

輝かしい大学生活が送れるように心から応援しています。

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