【ギタリスト必見】覚えた曲を忘れないようにする方法

記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

どうもリョウスケです。

ギターを長年やっていると直面する悩み。

それは、一度覚えた曲を時間が経つと弾けなくなってしまうこと。

久しぶりにあの曲弾いてみようかと思い、いざギターを構えると全く指が動かない…。

そんな経験はありませんか。

ここではそんなギタリストの悩みを解決するべく、忘れないための方法を紹介していきたいと思います。

人間は忘れる生き物

人間の脳の記憶できる容量はパソコンと同じように限られています。

特に重要でないと判断された情報から忘れていきます。

例えば、昔同級生だったけれども一度も話さなかった子の名前とか

高校受験時の自分の専門としない教科の問題とか…。

練習してきた楽曲も例外ではなく

興味のない曲や練習頻度の少ない曲は忘れる傾向にあります。

しかもプロ、アマチュア関係なく、どんなにうまい演奏者でも忘れます(パッと弾ける人は普段から弾いています)。

以上のように人間は忘れるようにできています。

なので忘れることが「当たりまえ」ということを前提に、どうしたら忘れずに弾き続けられるか考えていきましょう。

忘れる原因

忘れる原因はその人の特徴や練習方法に関連するものがいくつかあります。

そもそも完璧に覚えていない

練習当時はギターで弾けても、空でフレーズを口ずさめるほど覚えていない。

このケースは、曲自体を頭で把握していないので、完璧に覚えたとは言えません。

完璧に覚えていないものを何年もたって全部覚えているはずがありません。

TAB譜をそのまま暗譜してしまっている

TAB譜は6線譜上に記された数字でしかないので、TAB譜をまじまじとそのままコピーしていたら忘れやすくなるでしょう。

よくいる方で、指板よりもTAB譜を見すぎて覚えてしまっている人。

◎ TAB譜見る ⇒ 指板見る ⇒ 手癖ができる(良い例)

✖ TAB譜見る ⇒ 手癖ができる(悪い例)

指板を見る工程を省いているため、どこを押さえているか頭で把握できません。

これにより、TAB譜の数字や手癖を忘れてしまったら、指板という手掛かりが無いので、完璧に忘れてしまうことになります。

フレーズをブロックごとに理解せず、全体の流れで覚えてしまっている

フレーズの塊を意識せずに全体の流れで覚えてしまっていた場合は、どこかのフレーズを忘れたらその先も弾けなくなってしまいます。

ブロックごとに意識して練習していれば、楽曲全体を100%忘れるということがなくなるかもしれません。

単なる年のせい

あまり書きたくはありませんが、年を取ると少なからずもの覚えが悪くなります。

若いころ弾いた楽曲は覚えていますが、最近弾いた曲を忘れるという人も結構います。

いろいろな要因はあると思いますが、「年を取ったから覚えにくくなった」ということも一理あるかもしれません💦

忘れないようにするためには

覚えた曲をリスト化

覚えた曲をリスト化して、上からローテーションをして弾きなおします。

リスト化することで、そもそも今まで弾いてきた曲自体を忘れないようにすることができます。

さらにローテーションをして毎日一曲ずつでも弾けば、忘れる前に弾いて思い出すことができます。

そもそも好きな曲は「たまに弾く」ということに抵抗がないはずなので今からでも実践できる項目です。

曲のメモを残す

曲やフレーズごとに重要な「ワード」を書き残しておきます。

例えば

「Aメロの終わりの部分は1、2弦を使って軽快に弾く」のようにすごく具体的でなくても良いので、書き残しておくことがポイント。

書き込めるTAB譜を持っているなら、ポイントごとにメモを書きなぐっていきましょう。

メモの内容も重要ですが、メモした時どのような感情だったかを思い起こすことができるので便利です。

書ける人は空の6線譜を用意して、ポジションを記載してもいいかもしれません。

フレーズごとに覚える

楽曲を覚える際、曲一曲まるまる覚えようとせず、フレーズごとに区切って覚えましょう。

意識してフレーズごとに覚えることによって、楽曲の構成をしっかり理解することができます。

その結果、曲を早く覚えることができ、一曲何も弾けないくらい忘れることはなくなると思います。

フレーズを忘れてしまったらまた音源を聴きなおして思い出しましょう。

TAB譜と耳コピ、どちらで覚えた方が忘れにくい?

曲を覚える際、TAB譜か耳コピで曲を覚えると思いますが、はたしてどちらの方が忘れにくいのでしょうか。

経験上、TAB譜でも耳コピでもいつまでも覚えている曲はありますし、忘れるものもあります。

TAB譜と耳コピの特徴を整理してみましょう。

TAB譜:紙面に写された数字を追って弾けるようになります。

耳コピ:何度も何度もフレーズを聴いて弾けるようになります。

何度もフレーズを聴きこみ頭で理解をする耳コピの方が覚えていられそうですが、TAB譜でも数字を頼りすぎずに聴きこみ、弾きこめば覚えていられるでしょう。

忘れても思い出せればOK

冒頭でも書きましたが、人間は物事を忘れるようにできています。

忘れること自体は悪いことではありません。

※特に好きでもない曲は覚えておく必要はありません。忘れましょう。

それよりも、忘れてもすぐに思い出せることの方が重要です。

思い出すためにはメモなど記憶をつなぎとめるツールが必要です。

たくさんメモを取って、見返し、弾けるようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました