

昔から楽器演奏に憧れていて初めてみたいけど、20代じゃ遅いかな?

20代じゃ遅すぎるなんてことはないよ!むしろチャンスだよ
20代から習得するのは難しいと印象がある楽器演奏ですが、実際のところそんなことはありません。
ここでは、20代から楽器を始めるメリットや上達方法をご紹介します。
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20代で楽器を始めるのはむしろチャンス!
20代の脳はまだまだフレッシュ

みなさんが思うほど、20代の脳みそは衰えていません。
社会に出て新しいことを覚えることを思い出してみてください。
大体20代前〜中盤に就職する方は多いと思いますが、たくさんのことを覚えると思います。

楽器も同じです。
新しいスキルを覚えるのに20代で遅いことは決してありません。
むしろたくさんのことを覚える習慣がついているので最適な時期です。
音楽経験ゼロでもOK

誰しも最初から音楽経験があるわけではありません。
楽器を始めるほとんどの方が音楽経験ゼロから始めています。

いや、むしろ義務教育で”音楽”をやってるからゼロではないな

ドレミファソラシドやリコーダーなどの楽器に親しみがある程度なら問題ないね
音楽経験あるなしよりも、音楽を聴くことが好きかどうかの方がよっぽど重要です。
音楽スキルや知識より、やる気に勝る”スキル”はありません。
大人だからこそ効率的に学べる理由
大人になると何かとやることも多く、時間があってもあっても足りません。
ですがそんな忙しい20代の時こそ楽器スキルを習得するチャンスです。
人間は忙しい時、効率よく学ぼうとする学習能力があります。
時間を持て余しダラダラ練習するよりも、一日の計画を立て、どの時間に練習できるか明確にすることが頭の良い練習手法だと思います。

時間がないからこそ練習の見直しも都度行うので、より自分に合った練習方法を模索することも楽器習得の近道になります。
大人な時期にこそ楽器を習得するチャンスです!
20代におすすめの楽器ランキング
ギター:手軽で人気No.1

一番、習得が容易と言っても過言ではない楽器がギターになります。
ギターはバンドも弾き語りもできる万能楽器と言えます。
後々、作曲することも考えているのであれば、安心してください。
ギターでも作曲は可能です。
むしろアーティストの中で作曲に使う楽器は大半はギターが占めると思います。
それくらいギターは弾けて損のない楽器であり、始めやすい楽器になります。
ピアノ:押せば鳴る、実は手軽な楽器

ピアノは奥がものすごく深く、難しい楽器と思われています。
しかし、ポップスなどを弾く場合はそこまで技巧的な技術はいらず、初心者でも練習すれば弾くことは可能です。
幼少期にピアノを弾いていた方もいるかもしれません。
また、テレビ番組でも芸能人が初めて楽器に挑戦するという企画で、よくピアノを弾いている姿が見えると思います。
ピアノは、その安定したピッチから子供から大人まで楽器を初めて触るのに向いています。
また、ピアノはギターと違い鍵盤を押せば鳴る楽器です。
簡単に音を出すことができるため、モチベーション維持にも繋がります。
ドラム:リズム感を磨くのに最適

バンドでも一番迫力のある大きな音を出す楽器です。
両手両足バラバラの動きで曲芸師のように見えるかもしれません。
しかし、最初は誰しも両手両足つられて叩けません。
それでも初心者に向いている理由は、叩き方についてある程度パターン化されているため、どの楽曲でも応用が効くためです。
さらに相まって、スポーツのようにアグレッシブさがあり、叩けるようになった快感は格別のものがあります。
「ギターを始めた」と言うより、「ドラムを始めた」と言った方がウケがいいことも間違いなしです!

ドラム人口は少ないからバンド組むとなっても重宝されるしな
楽器初心者が陥りがちな5つの誤解
「才能がないから無理」は大間違い
よく「私は才能ないから…」と最初から諦めている人をよく見かけます。
習得時間に差はあれど、楽器を演奏できるようになるのに才能はあまり関係ありません。
才能がない人でも楽器は演奏できます。
「才能がないから無理」ではなく、「演奏できるまで練習に対するモチベーションを維持できない」と言う方が正しいです。
才能という言葉が出てくるのはその先で、作曲や超技巧派な技術で使われます。
演奏ができるできないは、才能あるないではなく、練習量の有無です。

リョウスケ、お前はギターは弾けても作曲の才能はイマイチだな

うるさいな、作曲も努力でカバーしようとしてるんだよ!
「毎日何時間も練習しないと」という思い込み

1日に何時間も練習できることは正直理想的です。
しかし、20代の頃は何かと忙しいです。
何時間も練習できる時間は取れないかもしれません。
大丈夫です、それでも楽器はちゃんと演奏できるようになります。
楽器が演奏できるようになるのに必要なのは連続練習時間ではなく、継続して練習する習慣がついているかどうかです。
1日15分でも大丈夫です。
大事なのは毎日練習することです。
人間の技術の習得スキルは面白いもので、昨日できなかったことが、今日できるようになっていることなんてザラです。
特に最初のうちは。
毎日できることが多くなると実感するとモチベーションも上がり、自然に練習時間も増えていきます。
「子供の頃からやってる人には敵わない」はウソ

子供の頃からやっている方と比べても、練習量や向き合い方次第で追いつくことは十分可能です。
楽器を始めた時の伸び率は、それはそれは、とてつもない増加量です。

この伸び率を少しでも減少させないように練習を繰り返すことで、比較的早く上手くなります。
子供の頃からやっている方はすでに上手く演奏できる域に達しているとは思いますが、成長度という観点で見ると初心者の方に劣ります。
そのため、始めたての頃からモチベーション高く真摯に向き合って練習していけば、追いつくことは十分可能です。
ちなみにこれを言っちゃあお終いなのですが、そもそも楽器は芸術の一種ですので比べることがナンセンスです。
あまり人と比べずに自分の理想に近づく方に意識しましょう!
「楽譜が読めないから始められない」という誤解

楽器を上手く演奏できることは必ずしも楽譜が読めるとは限りません。
楽譜は演奏するための記録のようなものです。
完璧に読めなくても問題ないですし、そもそも、スキル習得の順序としては、楽器演奏ができて、楽譜もだんだん読めるようになっていきます。
最初から楽譜を読めて始める人は極々稀です。
ちなみに楽譜が読めないミュージシャンはたくさんいます。
今をときめくMrs.Green Appleのギターボーカル大森元貴さんや、サザンオールスターズの桑田佳祐さんなども読み書きがあまりできないとの公言をされているようです。
「高価な楽器を買わないと」という固定観念

確かに楽器が上手くなるには、それなりに良い楽器が必要になります。
しかし、最初から高価な楽器を購入することは少し怖いですよね。
安価な楽器でも最低限の楽器の要件を満たしていれば、演奏の成長率にさほど影響はしません。
それに、楽器の種類にもよりますが、始めていくと、また新しい楽器が欲しくなります。
その時には、楽器のことについても詳しくなっていると思います。
楽器のことが詳しくなって、自分の演奏能力についてもわかるようになったら、ある程度良い楽器を購入するのがいいと思います。

自分も最初は1万数千円のギターから始めています
楽器を始める際の効果的アプローチ
自分に合った楽器の選び方
まずは楽器がないと始められません。
では、どんな楽器を選べば良いでしょうか。
楽器にもよりますが、まずは楽器店に行って店員さんに相談してみましょう。
最初に予算を打ち明けておくと、それ以上の値段のものを勧められないでしょう。
もしも、予算など関係なく勧めてきたらそれは良い楽器店ではありません。
早速、別の場所に行きましょう。

信頼できない楽器店にいる時間は無駄だな
複数の楽器店に行って話を聞くのも効果的です。
一つの楽器店だけでは、もしかしたら偏った意見を聞かされている可能性があるためです。
また、いろいろな楽器を見ておくことで視野も広がるので、ぜひたくさんの楽器店を回ってみてください。

いろんな楽器を見るだけでも楽しいからね
初心者向けオンラインレッスンの活用
独学で演奏技術を磨くことも可能です。
しかし、基礎をプロからしっかり教わることも効率の良い演奏習得方法の一つです。
下記スクールはオンラインレッスンも開講しているため、より手軽にプロからの指導を受けることができます。

最初のうちだけ、レッスンを受けて軌道に乗ったら独学に変える方法でも問題ないでしょう。
私の友達も、最初はレッスンを受けていましたが、バンドを組んでからはレッスンは受けなくなりました。
ずっと続けなければいけない訳ではないのでお試しで利用してみるのも手でしょう。
you tubeで効率的に上達する方法
最近ではyou tubeでレッスン動画を上げている方も少なくありません。
ギター練習中はもちろん、通勤通学どんな場面でも学習できることは強みですね。
「ギター 初心者」と打てば、ごまんとyou tube先生が出現します。

実際、先生の数は飽和状態だ

ものすごい数のレッスン動画があるね
you tubeの良いところは他にもあって…
自分が好きな曲の弾いてみた動画を見ることで「こんな風に弾けたらな…」と思い、「この人に近づくために、よし!頑張ろう」とモチベーションを高められる点です。
私も最初の頃は、名も知らない弾いてみた動画に憧れていました。
you tubeは良い教材なのでぜひ活用してみましょう!
楽器を始めて変わる20代の生活
ストレス解消と新しいアウトプット

新しいことに挑戦することは、人間自体の成長を促すことがあります。
20代の頃に覚えた知識や経験は、血となり肉となります。
そして、自分の思いや信念を何かのカタチとしてアウトプットすることは、ストレス解消と新しいものをやり遂げたという自信に繋がります。
結果的に、あなた自身の視野を広げることになります。
歳をとってくると、どんどん価値観が形成されていってしまうので新しいことは早めに始めることをおすすめします。
始めるのに歳はあまり関係ありませんが、その後の人生が豊かになると考えたら早めに始めると良いと思います。
音楽を通じた新しい人間関係の構築

楽器演奏をしていると、一緒に演奏したり、演奏を披露したりする場面が出てくると思います。
少なからず何かしら人との繋がりは出てくるでしょう。
音楽の繋がりは、本人が望めば、知り合いの知り合いを呼び、一緒に演奏するというように、数珠繋ぎのように人間関係を構築することが可能です。
演奏に言葉はいらないので、あまり喋りが得意でない人も音楽の輪を広げられると思います。

楽器演奏をしていると言うだけで、話題が広がるからいいことづくし!
脳の活性化と集中力アップの効果

今まで音楽をやってこなかったら尚更、脳の活性化に良いです。
自分の頭の中にある音を手足を使って再現するという技術は、楽器をやること以外に経験できるものではありません。
新しい経験、脳と体を使うことは、脳にとって良い刺激になり、音楽以外のことに影響を与えると思います。
新しいことを始めることにリスクはありません。
ガンガン挑戦していきましょう!
楽器初心者向けQ&A
Q: 練習時間が取れない。どうすれば?
A:毎日15分、いや10分でも良いので楽器に触るようにしましょう。
1日24時間のうち10分です。
この時間が取れないほど忙しければ楽器をやろうと思わないですし、このブログを見ていることもないと思います笑。
スマホを見る時間を少し削って楽器に向き合ってみましょう。
Q: 楽器購入の予算の目安は?
A:これはどんな楽器かにもよりますが、最初はメーカー物のエントリーモデルを買うようにしましょう。
名も知らないメーカーの高いものより、プロも使っているメーカーの安いものの方がおすすめです。
有名メーカーは良い楽器を作るノウハウを知っています。
楽器のクオリティを維持したまま、どこをコストダウンすれば良いかわかっているためです。

私は楽器を始めた時、fender傘下のsquierというメーカーの1、2万円のギターを買いました
Q: 上達が遅くて挫折ぎみ。どうすれば?
A:上達が周りと比べて遅くても、以前の自分より弾けていれば順調です。
上達が遅いと感じるのは、周りと比べてと言うことでしょうか?
楽器は周りと比べるものではなく、昨日の自分と比べるものです。
たとえ上達が周りと比べて遅くても、昨日や過去の自分より上手く弾けていれば問題ありません。
使えるものはなんでも活用して練習メニューの見直しをしていきましょう。
最後に
20代から楽器を始めることはむしろ良いタイミングです。
私の周りでも20代から楽器を始めた方もいますし、プロを目指さなければ、そこまでハードルは高くありません。
プロの演奏や、楽器ができる方の姿を見ると圧倒されるかもしれませんが、やってみたら意外と「これなら自分でもできそう!」と思うかもしれません。
まずは気軽に始めてみて、様子を見るのもありです。
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