バンドも組んだし、作曲しようと思うんだけど、、、
いいね👍その気持ちは大事だね
でもいつも一曲完成せずに挫折しちゃうんだ、、、
お?それは何か原因がありそうだね
作曲ができない理由とできるようになるコツを整理しよう
曲の完成に特別な才能は必要ありません。
ただ作曲ができないのは、方法を知らなかったり、作曲に慣れていないことがほとんどです。
ここでは、作曲ができな理由を整理し、曲を完成させる方法を解説していきます。
作曲ができない原因
楽曲のイメージを持っていない
どんな楽曲に仕上げるかイメージを持っていないと誰しも曲は書けません。
ここで言うイメージとは具体的にどんなものか例を上げてみます。
歌詞はまだなく、メロディを考える場合は風景や状況をイメージさせる曲を考えるといいと思います。
イメージが出来上がれば「じゃあテンポはゆったり目で」とか「ギターはアルペジオで」など、どんどんイメージが楽曲に落とし込まれていきます。
知らずのうちに、楽曲の方向性が見えてくるわけです。
白いキャンバスに「好きな絵を描いて」と言われるより、「車の絵を描いて」と言われる方が描きやすいですし、早く完成します。
この原理と同じですね。
お題を出された方が描きやすいな
理想のハードルを上げている
何かを創作する場合、必ず理想の作品像があると思います。
その理想の作品像のレベルを上げすぎないようにしましょう。
作曲中、理想のレベルに達していないとわかった瞬間モチベーションがぐっと下がってしまうためです。
モチベーションが下がると作曲をやめたくなりますし、レベルに達するまで一向に一曲完成しません。
作品イメージは重要ですが、クオリティや作品レベルは上げすぎないように注意しましょう。
最初のうちは、クオリティよりも一曲完成する方が重要です!
良い曲を作ろうと思っている
これも理想のハードルを上げていることとほぼ同義です。
良い曲を作ろう作ろう思って作曲に取り組むと、、、
アイディアを出した際に、よくないと判断した時点で没にしてしまいます。
アイディアが生かされるかどうかは、形にしてみないとわからないことが多いです。
特に作曲初心者は、どのようなアイディアがどこで生かされるかイメージすることが難しいです。
パッとしないと思っていたフレーズも、メインフレーズの裏フレーズとして使用すると全体が輝き出すことも多々あります。
作曲の経験が浅い内は、良い曲を作ろうと思わず、浮かんだアイディアを試すクセをつけると良いですね。
奇抜な曲を作ろうと思っている
これもハードルを上げていることと同じことですね。
奇抜さに囚われすぎてしまい、行き着く先がよくわからなくなることがあります。
これもイメージが確立していれば、理想を見失うことなく完成に向かえます。
最初は奇抜さを取り入れることは意識せず、ある程度形にしてみましょう。
形にした段階で、修正段階でオリジナル性を加えるのも良いと思います。
途中でやめてしまう
集中力が続かないパターンです。
これは短期的に集中力がなくなると言うことではなく、長期的に続かないことを指します。
例としては下記のような感じですかね。
ある日、ふとフレーズを思いついて一曲作ってみようと取り掛かったが、3日もしたら作曲のことを忘れて他のことに気を取られてしまった。
作曲のモチベーションがあれば形にするまで、作曲の続きをするという意識はあるはずです。
モチベーションは目標ともリンクしています。
一旦、目標も整理してみましょう。
楽器ができないから諦めている
確かに楽器ができないと作曲はやりにくいかもしれません。
しかし、鼻歌さえ歌えれば、誰でも作曲することは可能です。
私の周りにも、楽器を使わず鼻歌のみで作曲する人はいます。
その人は、メロディーのみ鼻歌で作曲し、楽器ができる人に伴奏をつけてもらっていました。
このようにメロディーの作曲については、楽器ができないからと諦めなくても大丈夫です。
もしも、伴奏も作りたいのであれば、ギターを扱えるようになると便利です。
ちなみに作曲の伴奏目的(人に聞かせない)であれば、ギター習得のハードルは低いです。
作曲をできるようにするためには
楽曲のイメージを固める
作曲ができるようになるには前述した通り、イメージが大切です。
どんなものから着想を得てもOKです。
例えば…
散歩をしていた時に、アスファルトの隙間から花が一輪咲いていた。
⇨どんな環境下でも強く生きていける応援歌
この間読んだSFの本の続きを想像してみた。
⇨その後のストーリーを自分なりに曲で表現
最近起きたニュースを聞いて悲しい気分になった。
⇨どうしたら嬉しい気持ちに変わるか想像して曲にする
…などなど
ベタではありますが身近なところからネタを持ってきても良いのです。
そのため、音楽以外のインプットもとても大事な要素となります。
ぜひ日々意識してイメージを膨らませてみましょう!
何でもいいから一曲完成を目指す
最初のうちはクオリティーを気にせずに一曲完成を目指しましょう!
一曲完成と言ってもコードとメロディだけでOK
一曲完成させると、作曲できたことが自信に繋がります。
自信がつくともっと作りたいというモチベーションにもなります。
もしも、作っても満足いかなければ、次に作る曲で不満点を改善すれば良いですね。
もっと言えば、作った曲を改良して仕上げることもできます。
とにかく一曲完成させる!これが作曲慣れの近道です!
思い立ったフレーズはすぐに録音する
思いついたフレーズはできるだけ忘れないうちに録音しましょう。
それはギターでも鼻歌でもピアノでもなんでもです。
形になってないフレーズは良いフレーズでもすぐに忘れてしまいます。
宝くじに当たって引き換え期限が過ぎてしまったことに似ています(それは言い過ぎか笑)
録音済みであれば、曲作り作業を中断しても、聴けばまた容易に再開できるためでもあります。
ぜひ思いついたフレーズはバンバン録音していきましょう!
既存曲をまねる
既存曲を真似するのも効果的です。
「え?プロの曲を真似するのは良くないのでは?」と思うかもしれません。
もちろん真似した曲をプロとして商業的に発表するのはNGです。
しかし、私的に仲間内のみに披露する分には何も問題はありません。
それよりもプロの作曲したものをどんどん吸収して自分のものにしていってください。
世に出る有名曲は、他とは異なる魅力的なアイディアが詰まっています。
作曲の本や人から教えてもらうもの以上に有用な教材です。
ぜひ自分が好きな曲のいいところを取り入れて一曲完成させてみましょう!
時間を作って短期集中で作る
「作曲をする」ということは作曲のモチベーション・意欲があるということです。
この勢いは時間と共に弱まることが往々にしてあります。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、作曲も短期集中で行うのが良いですね。
例えば
など、時間を作って、より多く作曲に使える時間を増やしていきましょう!
勢いで形にしてしまえば、残りは手直しなどの時間に当てられるため、より完成度を高めることができます。
動画、テレビは時間泥棒だからな
世の中には誘惑が多いから作曲のモチベーションを維持するのは大変だよね
他者に頼る
1人で作曲に行き詰まったり、作った曲(作りかけでも)を客観的に評価したい場合、知人・友人に意見を求めましょう!
その際は、できるだけ作曲経験のある人を頼りましょう。
言わば、作曲の先輩なので、作曲に関する苦労や悩みも一緒に聞いてくれることでしょう。
もしも楽器ができなければ、共作という位置付けで伴奏を入れてもらうのもいいでしょう。
何事も1人で抱え込まずにオープンすると、心持ち的にも楽になり、煮詰まりがちな思考から解放されます。
SNSや友達に宣言をする
SNSや友達に「作曲デビューします!」と宣言すると、後に引けなくなり結果的に一曲完成させることに繋がります。
「頑張ってね」とか「できたら聞かせてね」という反応が返ってくるはずなので、モチベーションも上がります。
SNSでは、途中経過を報告するのも良いですね!
みんなから励ましの声が聞こえると、意地でも作らなければ!という思考にもなりますので宣言は効果が期待できそうです。
みんなから反応をもらえると嬉しいしな
もうワンステップで幅を広げる
ここからは、曲作りがもっと楽になったり、引き出しが増える方法を紹介します。
結果的に作曲をしやすくなったり、早く曲ができるようになります。
インプットの時間を作る
作曲ができるようになるにはイメージが大切と記載しました。
なので、イメージを膨らませるためにインプットの時間が必要となります。
インプットする情報はなんでも良いです。
インプットする際は、その時にどんな気持ちになったか、どんなところに感動したかを覚えておくようにしましょう。
その内容はあなた個人のみが感じたことで、強いオリジナリティとなります。
アウトプットには貴重な材料なので、その感性を磨いて作曲に落とし込むようにしてみましょう!
☆☆☆【Amazon Prime】見放題の動画でインプットを蓄えよう☆☆☆ ☆☆☆【kindle unlimited】500万冊が読み放題☆☆☆コード理論を学習する
コード理論とは、楽曲を構成するコード(和音)の進行を、体系に沿って違和感のないものに並べるための理論のことです。
売れている曲は必ずと言っていいほど、このコード理論が元となり構成されています。
コード理論なんて難しそうだよ
とか
理論なんて学ぶのはロックじゃない
なんて思うかもしれません。
しかし、全てを学ぶ必要はないですし、曲を作る上で知っていると武器になる知識です。
学ぶから何かを失うというものではありません。
記憶容量は少し減るな
余計なこと言うんじゃないよ
初心者の方はまずはダイアトニックコードから学びましょう!
ダイアトニックコードは楽曲のキーに対して使っても違和感のない調和の取れたコードの集まりです。
このダイアトニックコードを使うことで耳馴染みのある進行にすることができます。
ダイアトニックコードについては下記記事で解説しているのでぜひご覧ください!
やったことのない楽器を始める
やったことのない楽器を始めるのも作曲のインスピレーションを高める方法の一つです。
今までギター+鼻歌で作曲していたものをピアノ+鼻歌、ピアノのみで作曲する場合で異なったメロディーを思いつく傾向にあります。
これは伴奏やメロディーを発する音色や、発する方法(ギターは爪弾く、ピアノは叩くなど)が異なるために起こる事象だと思います。
また、新しい楽器の習得が難しくても、少し触れるだけで、楽器の構造や音色を理解することができ、これは楽曲の編曲作業にも役立ちます。
曲作りのイメージは新しい楽器からも得られるので、余裕があれば新たな楽器を少し触ってみるのも良いと思います。
最後に
この記事では、作曲ができない理由とその克服法について解説しました。
多くの人が「作曲には特別な才能が必要」と思い込みがちですが、実際は作曲の技術はトレーニングと工夫で身につきます。
今一度冷静になって、作曲が上手くいかない理由を整理してみましょう!
案外「こうであるべき」と思い込んでいることが原因かもしれません。
肩の力を抜いて、一曲完成できることを願っています。
現在、私自身ソロで作曲した曲をサブスクで配信しています。
↓↓↓こちらから聴けますのでぜひ聴いてみてください↓↓↓
コメント