

コンパクトに使えるマルチなエフェクターのおすすめは?

それならtc electronicのplethora x1がおすすめ!
最近、コンパクトサイズのマルチエフェクターを探していてtc electronicのplethora x1という脅威のエフェクターが気になったので購入してみました!
使ってみた感想と、製品情報をまとめてみました。
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- 1 PLETHORA X1とTonePrintとは?
- 2 基本スペック
- 3 購入動機
- 4 個人的に良いポイント
- 4.1 使用可能エフェクトは14種類
- 4.1.1 Hall of Fame 2 Reverb
- 4.1.2 Flashback 2 Delay
- 4.1.3 Helix Phaser
- 4.1.4 Viscous Vibe
- 4.1.5 Sub ‘n’ Up Octaver
- 4.1.6 Brainwaves Pitch Shifter
- 4.1.7 Corona Chorus
- 4.1.8 Hypergravity Compressor
- 4.1.9 Mimiq Doubler
- 4.1.10 Vortex Flanger
- 4.1.11 Pipeline Tap Tremolo
- 4.1.12 Quintessence Harmony
- 4.1.13 Sentry Noise Gate
- 4.1.14 Shaker Vibrato
- 4.2 Bluetoothでアプリと接続
- 4.3 7×2=14のエフェクト割り当てが可能
- 4.4 mash機能で表現の幅拡大
- 4.5 つまみ設定は自動保存
- 4.1 使用可能エフェクトは14種類
- 5 少し不満な点
- 6 まとめ
PLETHORA X1とTonePrintとは?
PLETHORA X1

TC Electronicの定番TonePrintペダルを1台に集約したコンパクトサイズのマルチエフェクターです。
小型ながら14種類の高品位なエフェクトを搭載し、音質は単体ペダル譲り。
一般的な「何でも入っているマルチ」とは違い、必要なエフェクトを入れ替えて使う発想が根底にあります。
省スペースでボードを組みたい人や、単体派だけど柔軟性も欲しいギタリストに向いた一台です。
TonePrint

TC Electronic独自のプリセット&エディット機能です。
BluetoothでスマホやPCと接続することで、世界中のアーティストが作成した音色を簡単に読み込めます。
さらにエディターを使えば、通常のノブ操作では触れない細かなパラメーターまで調整可能。
PLETHORA X1ではこのTonePrintを自由に入れ替えて使えるため、用途や曲に合わせて“中身が変わるペダル”として運用できます。
基本スペック
サイズ感

サイズ感は普通のtc electronicのエフェクターと同じですね。
サイドにIN/OUTがあって、前の方にDCアウト。
BOSSよりも若干小さめの筐体がGOODですね。
全面デザイン

全面は、4つのノブ、フットスイッチと、1インチIPS LCDスクリーンにエフェクトの種類とパラメーター情報が表示されます。
このスクリーンはカラー対応でして、今どんなエフェクトを選択しているか分かりやすくていい感じ。

ボディーが白いのは、このカラーを際立たせたいからなのかもな
電源仕様

普通のエフェクター用9V電源でOKだけど、250mA以上出るアダプターが必要。
パワーサプライを使うなら、デジタル用の高電流アウトに挿すのが吉。
まぁでも空間系やモジュレーション系の音を出せることを考えるとそのくらいは必要ですよね。
電流値はケチらず使います。
購入動機
- zoom ms-50gの音に不満
- 現場での操作性が良さそう
- いろいろな高品質な音が作れそう
- 半tc electronic信者
これは個人的なお話ですが、今まではベストセラーのマルチストンプzoom ms-50gを愛用していました。

遊びのセッションでも、バンドでも使用していましたが、ふと思ってしまったことが…
「スタジオでms-50gのツマミ回すこと少ないな…」
「なんかフェイザーの音元気ないな…」
「歪みはあまり使わんな…」
あの値段でより多くの機能を持っているms-50g。
とても素晴らしい製品なのですが、自分の用途には少しズレている気がして。
そこで見つけたのが純白に輝くplethora x1。

コンパクトサイズで、あらかじめエフェクトを選定+現場でつまみ調整ができる製品。
ピンと来ました。
そう、自分はシンプルで、ツマミが大きく、現場で遊べそうな機種を欲していたんだなと悟った瞬間です。
元々tc electronicは、愛機であるリバーブhall of fame 2を即戦力として使っていることもあり、個人的な信頼度は高めなのです。
こりゃ買うしかない、と思ったのがことの始まりです。

tc electronicの回し者か?

いつも回し者呼ばわりだね、、違うよ、、
個人的に良いポイント
使用可能エフェクトは14種類

使用可能エフェクトの総数は全部で14種類です。
これ全部品質が高くて選ぶのが楽しいです。
どんなエフェクトがあるか軽く紹介します。
Hall of Fame 2 Reverb

ホールやプレート、スプリングなど定番から個性的なリバーブまで幅広く収録。
原音の輪郭を保ったまま自然な奥行きを加えられるのが特徴。
TonePrint対応でアーティストの設定を読み込めるほか、細かな音作りも可能で、クリーンから歪みまで幅広いシーンで使いやすいです。
Flashback 2 Delay

デジタル、アナログ、テープなど定番のディレイサウンドを幅広く収録。
音の立ち上がりが良く、原音を邪魔しないクリアな残響が特徴。
TonePrint対応でアーティストプリセットの読み込みや細かな設定も可能。
ショートディレイから空間系フレーズまで柔軟に対応できる万能ディレイです。
Helix Phaser

滑らかで立体的な揺れが特徴のフェイザー。
ヴィンテージ感のある温かいサウンドから、深くかかるモダンな効果まで幅広く対応できます。
音の芯を残したまま動きを加えられるため、クリーンカッティングやアルペジオはもちろん、歪みと組み合わせても存在感のあるサウンドを作れます。
Viscous Vibe

ユニヴァイブ系の揺れを再現した、粘り気のあるモジュレーションが特徴。
回転感のある独特なうねりで、コードにもリードにも存在感をプラスできます。
スピードや深さ次第で穏やかな揺れからサイケデリックな効果まで対応し、ファズや歪みとの相性も抜群。
Sub ‘n’ Up Octaver

原音の追従性が高く、単音でもコードでも安定したオクターブサウンドが得られるのが特徴。
下方向だけでなく上方向のオクターブも加えられ、太さから煌びやかさまで幅広く演出可能。
ベースライン風のフレーズや厚み出しにも使いやすい万能オクターバーです。
Brainwaves Pitch Shifter

上下のピッチシフトを自在に操れる高性能ピッチシフター。
ハーモニーやデチューン、過激なピッチベンドまで幅広く対応できる。
表現力の高いシフト感で、リードのアクセントや実験的なサウンドメイクにも最適です。
個性的なフレーズを作りたい人に刺さるエフェクト。
Corona Chorus

音に厚みと広がりを加える、透明感のあるコーラスサウンドが特徴。
控えめにかければ自然な奥行き感を演出でき、深くかければ80年代ライクな揺れも作れます。
クリーンはもちろん歪みとの相性も良く、バッキングからリードまで幅広く使える万能コーラスです。
Hypergravity Compressor

音量のバラつきを自然に整え、粒立ちのそろったサウンドに仕上げてくれるコンプレッサー。
強くかけても不自然になりにくく、クリーンのカッティングから歪み前の音作りまで幅広く対応。
アタック感を活かしたセッティングも可能で、常時ONにも向いています。
Mimiq Doubler

演奏を自動でダブリングしたような効果を生み出し、音に厚みと立体感を加えるエフェクト。
コーラスとは違う自然な広がりが特徴で、ステレオ感を強調したい場面にも効果的。
バッキングを太くしたり、リードを前に出したい時にも使いやすいです。
Vortex Flanger

金属的で立体感のある揺れが特徴のフランジャー。
控えめにかければさりげない動きを、深くかければジェットサウンドのような強烈な効果も作れます。
歪みとの相性も良く、リフやソロにアクセントを加えたい場面で存在感を発揮します。
Pipeline Tap Tremolo

タップテンポ対応で楽曲のBPMに合わせやすいトレモロ。
滑らかな揺れから歯切れの良いカット系まで幅広く設定でき、フレーズにリズム感を加えられます。
コードプレイやアルペジオとの相性が良く、曲の展開に動きをつけたい場面で活躍します。
Quintessence Harmony

キーとスケールを指定することで、楽曲に沿った自然なハーモニーを自動生成できるハーモナイザー。
単音リードに重ねるだけでツインギター風のフレーズが作れ、ソロの存在感も一気にアップ。
複雑な設定なしで音楽的な和音を加えられるのが強みです。
Sentry Noise Gate

不要なノイズを素早くカットしつつ、弾いている音は自然に残してくれる高性能ノイズゲート。
歪み使用時でも音切れしにくく、タイトでクリアなサウンドを維持できます。
リフやブレイクをキレ良く決めたい場面で特に効果を発揮します。
Shaker Vibrato

音程を周期的に揺らすことで、独特の浮遊感やうねりを生み出すビブラート。
深さやスピード次第で控えめなニュアンス付けから、個性的で揺れの強いサウンドまで対応できます。
コーラスとは違う存在感があり、フレーズに個性を加えたい場面で活躍します。
Bluetoothでアプリと接続

今までのtc electronic製品の端末接続方法はusb接続か、スマホの信号をピックアップにかざして送信する煩わしい方法でした(その当時は画期的だった!)。
それがbluetooth接続ができるようになったので、ストレスフリーになりました!
最初の接続は正直どうやるのか、分かりにくかったのですが、一度接続してしまえば、途切れることなく送受信することができます。
エフェクターで調整したつまみ設定もスマホ・タブレットにリアルタイムで反映されるのは本当に便利でした!
接続方法がわかりにくかったので下記にまとめておきます。
- スマホ・タブレットにtoneprintアプリをインストール
- アプリの起動
- アプリ上の歯車アイコンをタップ
- エフェクター上部のconnectボタンを押下
- アプリ上で〇〇をタップ
- 接続完了
7×2=14のエフェクト割り当てが可能

フットスイッチをA/Bモードで使用することで、スロットのうち一つを使って2つのエフェクトをA/Bで切り替えができるようになります。
スロットは全部で7つなので、合計14ものエフェクトを割り当てることができます。
このちっちゃい筐体に14個ですよ!?
しかも、toneprintで作った同種類のエフェクトも割り当てられるので使い勝手は本当に無限大です。

最大14エフェクトなんだから無限大は嘘だろ

ごめん、無限大は言い過ぎたけど、使い勝手はいい!(細かいなあ…)
mash機能で表現の幅拡大
感圧フットスイッチのmash機能で、エフェクトの可変効果を得られます。
これは例えば、ピッチシフターでワーミーチックな、みょんみょんとしたサウンドを作れます。
エクスプレッションペダルやワーミーを導入するほどではないけど、同じような効果が欲しい!というユーザーにとっては刺さる機能だと思います!
このmash機能のエフェクトやかかり方のカーブ設定などは、Bluetooth接続したスマホやタブレット、PCからアプリを介して設定することができます。
本当にこのアプリ使いこなせれば超便利になります!
つまみ設定は自動保存

エフェクター上のつまみ設定も工夫があります。
まず、つまみを回して、元々設定していた場所にいかないと勝手に設定が変わらない親切設計。
かつ、最後に設定したつまみ設定が記憶されていて、エフェクト切り替えから戻った時に、最後に設定したつまみ設定が生きているではないですか!
そう、足跡の最後の部分を覚えていてくれるのです。
これはどのエフェクトも共通仕様です。
人間なんて昨日の晩御飯のおかずすら思い出せないのに、plethora x1は賢いね!

ちなみに昨日のおかずはなんだった?

なんだったっかな…

………
少し不満な点
A/Bモード切り替えが遅い
A/Bモードの切り替えは遅いため、曲のセクションの変わり目に瞬時に変えるってことがしにくいです。
基本的に曲中はA/Bを変えずに、曲間で変えるのが理想でしょうか。
使い慣れすれば、A/B切り替わるラグを見越して曲中セクションの変わり目で切り替え…なんてことができるかも知れません。
まだ試したことはありませんが、今度やってみようと思います。
エフェクトの同時がけができない
そもそもこのplethora x1の目指すところではないかもしれませんが、エフェクター内の複数エフェクトの同時がけをすることができません。
例えば、Flashback 2 DelayとHall of Fame 2 Reverbの同時がけはできない具合です。
これは惜しいですが、質が良く、入れ替わり立ち替わり様々な種類のエフェクターが使えるコンパクトエフェクターと割り切れば、さほど不便には感じません。
エフェクトの同時がけができるコンパクトタイプのzoom ms-50gに慣れてしまっている感はありますね。。
慣れは怖いものです。
バージョン更新で問題が起きやすい?
自分が購入した時は、ファームウェアが古かったのでエフェクターとPCをUSB接続し、最新のものにインストールしようとしました。
が、下記のようなエラーが出てそれ以降エフェクターとしての機能が使えなくなり焦りました。


その後、何回もやり直してみましたが改善されず。
エフェクターをファクトリーリセットし、再度インストールすることで問題なく最新のファームウェアにアップデートすることができました。
- 電源接続の前にPCとUSB接続
- エフェクターのトグルスイッチを下に倒し続けて③へ
- エフェクターをDCアダプター接続
- 次の画面でトグルスイッチを上に倒す
- ファクトリーリセット完了
エフェクターのファクトリーリセットをすれば大体の問題は解決すると思います。
その後のエフェクトの再割り当てが面倒ですが…
まとめ
まだ使って間もないのでplethora x1の底力はまだまだわかりませんが、現状とても満足している製品です。
何より音がいい。
マルチは時代と共に廃れやすいですが、これはエフェクトをインストールできるので、長く使えそうです。
気になる方はぜひお手に取って試してみてはいかがでしょうか。
驚くこと間違いなし!


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