

メタルをやりたいんだけど、どんなペダルを使えばいいかわからない…

メタルは歪みが命だね!

歪みの質でジャンルも変わってしまうほどだから迷うよね
メタルは他ジャンルとは異なる”歪み”が必要です。
今回は、メタル系ハイゲインディストーションエフェクターのおすすめをまとめました。
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- 1 メタル系ディストーションとは?
- 2 メタル系ディストーションおすすめ12選
- 2.1 BOSS / ML-2 Metal Core
- 2.2 BOSS / MT-2 Metal Zone
- 2.3 Empress Effects / HEAVY
- 2.4 EMMA / PisdiYAUwot
- 2.5 Revv Amplification / Northern Mauler
- 2.6 ELECTRO-HARMONIX / METAL MUFF
- 2.7 ELECTRO-HARMONIX / Hell Melter
- 2.8 MXR / M116 Fullbore Metal
- 2.9 KMA / Guardian of the Wurm
- 2.10 Effects Bakery / MECHA-CROISSANT DISTORTION
- 2.11 FENDER / Hammertone Metal
- 2.12 TC ELECTRONIC / Fangs Metal Distortion
- 3 メタル系ディストーションの使い方
- 4 おわりに
メタル系ディストーションとは?

メタル系ディストーションとは、重くて攻撃的なサウンドを作り出すためのハイゲインエフェクターです。
特徴は強烈な歪みとロングサステイン、さらに音の輪郭をしっかり保つタイトさです。
ブリッジミュートや速弾きでもつぶれず、ゴリゴリのリフや激しいソロにも対応します。
ただし、製品によってはミドルが引っ込んでいたり、ノイズが出やすかったりとクセがあることも。
だからこそ、自分の好みや機材環境に合った一台を選ぶことが大事です!
メタル系ディストーションおすすめ12選
BOSS / ML-2 Metal Core

歪みの壁!“ML-2”は轟音メタルの第一歩
とにかく重く、太く、鋭い!メタルコアやデスコアなどのラウド系にぴったりなハイゲイン・ディストーションペダルです。
7弦ギターやドロップチューニングでも輪郭を失わず、どこまでも押し出しの強い音を叩き出してくれます。
デジタルながらノイズが非常に少なく、ニュアンスも意外と素直。
ギターだけでなくベースにも好相性で、分厚いローがしっかり残るのも魅力のひとつです。
音作りもシンプルで迷わないので、初めてのメタル系ペダルにもおすすめ。
派手なクセはないけど、だからこそ「芯のある爆音」が作れる、頼れる一台です。
BOSS / MT-2 Metal Zone

歪みだけじゃない、音作りの教科書
“メタゾネ”の愛称で親しまれている、ただ歪むだけじゃない“音作りの奥深さ”が魅力のディストーションです。
特に強力な3バンドEQとミッドフリケンシー調整で、バンドサウンドに抜ける音も、自宅練習用のドンシャリも自在に作れます。
トランジスタアンプでも重厚なメタルサウンドを再現できるので、初心者にも扱いやすく、音作りの勉強にもぴったり。
「扱いづらい」と言われがちですが、逆にこれ一台で“音作りのセンス”が一気に鍛えられるのも魅力のひとつです。
クセはあるけど、ハマれば超強力!
音の幅広さはメタル系ペダル随一です。
Empress Effects / HEAVY

知性的な歪み、Empress HEAVYで“重さ”を操る
本ペダルは音の暴力だけじゃない。
2ch独立設計でリードもバッキングも即切り替えOK、しかもWeightとLowツマミで低域の質感を緻密にコントロール可能です。
ノイズゲートも搭載されており、クリーンな激歪みを実現。
EQの効きがとにかく繊細で、ピンポイントで狙った帯域を調整できるから、録音やライブどちらでも使いやすいのが魅力です。
初心者の方でも「分離感」と「抜け」の良さを体感できる本格派。
ギター本来の表情を活かした、現代的なメタル・トーンを手に入れたい人にはマジでおすすめの一台です。
EMMA / PisdiYAUwot

音の抜けで勝負する、知る人ぞ知る一台
クリアで鋭いアタック感が魅力のメタル向けディストーションです。
強めの高域とミッドの効き方が独特で、EQを少し動かすだけで音のキャラがガラッと変わるのが特徴。
コードでも速弾きでももたつかず、分離感は抜群。
歪み量は控えめながらも、ピッキングへの追従性が高く、ギター本来のニュアンスを活かしたサウンドメイクが可能です。
派手さより「音の抜け」や「反応の良さ」を重視する方にはぴったり。
メタルコア系のゴリ押しとは一線を画す、通好みの1台です。
Revv Amplification / Northern Mauler

暴力美学×緻密設計の最強タッグ!
スウェディッシュ・チェーンソーサウンドとREVVのモダンハイゲインを掛け合わせた異色のディストーションペダルです。
2つの回路をブレンドできる設計で、攻撃的なジャリジャリ感から滑らかなチューブライクな歪みまで幅広くカバー可能。
EQセクションも左右で役割が分かれており、音作りの自由度はかなり高めです。
ピッキングのアタック感や中低域のうねりを細かく調整できるため、弾き心地にこだわるギタリストにも◎。
暴力的な音像の中に緻密さが光る、メタル初心者から中・上級者まで長く使える1台です。
ELECTRO-HARMONIX / METAL MUFF

ドンシャリ極振り、刻み特化!爆音マフ
その名の通りメタルサウンドに特化した超攻撃型ディストーションです。
3バンドEQで特にミドルのカット幅が大きく、いわゆる“ドンシャリ”なセッティングが簡単に作れます。
さらに「Top Boost」機能を使えば、リード時にエッジの効いたカリカリのサウンドが飛び出し、バッキングとしっかり使い分けが可能。
ファズ寄りの暴力的な歪み感もあり、ジャズコのようなクリーンなアンプでもしっかり暴れてくれます。
スラッシュ系や80’sメタルの刻みが好きな方には特にオススメです!
ELECTRO-HARMONIX / Hell Melter

地獄をも焼き尽くす、轟音のチェーンソー
チェーンソーのような凶悪サウンドで知られるメタルディストーションペダルです。
パラメトリックMID搭載のEQやノイズゲート、ドライ音のブレンドなど多機能で、細かい音作りが可能です。
NORMALとBURNモードの切替により、よりアグレッシブなトーンも思いのまま。
内部電圧の昇圧によって、抜けの良さと迫力が両立されているのもポイントです。
音作りの幅が広く、自分好みの“地獄サウンド”をとことん追求したい方におすすめです。
MXR / M116 Fullbore Metal

濁点まみれの轟音兵器
名前の通り“フルボア=全開”なメタル専用ディストーションです。
3バンドEQに加え、ミッドをザックリ削るScoopスイッチを搭載し、メタルリフに最適な鋭くザクザクした音が一発で完成。
さらにノイズゲートも内蔵しており、ハイゲインでも静かにキマります。
小さな筐体ながら破壊力はモンスター級。
音作りの幅も広く、初心者でも直感的に使えます。
凶悪なリフを刻みたいならこれ一択です。
KMA / Guardian of the Wurm

邪悪サウンドならこれでしょ!
伝説のHM-2トーンを基にしつつ、圧倒的に進化したハイゲイン・ディストーションです。
EQは4バンド+モード切替で緻密な音作りが可能、さらにドライ音のブレンドでピッキングのニュアンスも逃しません。
ノイズゲートやEQスタイル、クリッピング方式まで選べるので、ギターはもちろんベースでも自由自在。
実験的な使い方ができる設計で、初心者からサウンドマニアまで、個性全開の“邪悪サウンド”を追求するならコイツです。
Effects Bakery / MECHA-CROISSANT DISTORTION

可愛い顔して、暴れ馬。“メカパン”の破壊力
見た目に反して本気で凶暴なサウンドを叩き出すメタル仕様のディストーションです。
太く乾いたオーバードライブ感に、鋭いエッジをプラス。
内部スイッチの“SMOOTH”と“BODY”で、音の厚みやミッドの抜け感もガッツリ調整可能です。
改造アンプのようなザラつきとアグレッションで、真空管アンプとも相性バツグン。
扱いやすいけど、しっかり攻撃的。
可愛い筐体に詰め込まれた“暴れっぷり”を体感すべき!?
FENDER / Hammertone Metal

手軽に始めるメタル道。最初の凶暴。
Fenderが手がけたコンパクトながら強烈なハイゲイン・ディストーションです。
操作はシンプルながら、内部に中音域を調整できるトリマ―も搭載されており、自分好みに“育てる”楽しさがあります。
筐体は丈夫で、ペダルボードにもすっきり収まる設計。
コスパも非常に高く、「とにかく1台目のメタルペダルが欲しい!」という方にピッタリです。
ゲインを上げれば荒々しいメタルトーンに、下げればBOSS DS-1風のライトディストーションまでカバー。
安いのに奥が深い、そんなペダルです。
TC ELECTRONIC / Fangs Metal Distortion

牙をむく!リフの凶暴化
その名の通り“牙”のように鋭くタイトなハイゲインサウンドを叩き出すメタル専用ディストーションペダルです。
特徴は、3段階のトーンスイッチ(RAW/FAT/SCOOP)によって音のキャラクターを一発で切り替えられる点。
ガッツリ歪ませてもノイズは少なく、テレキャスやシングルコイルでもザクザク決まります。
輪郭のハッキリした音で、ピッキングのニュアンスも潰れずキレッキレ。
EQの効きも強力で、幅広いジャンルのメタルサウンドに対応できます。
価格も手頃なので、「とにかくメタルやりたい!」ってギター初心者には超おすすめです!
メタル系ディストーションの使い方

まずはアンプのクリーンチャンネルに接続するのが基本です。
ゲインは元々高めに設定されてることが多いので、最初は12時(真ん中)くらいから調整するのがおすすめ!
低音を出しすぎると音がモコモコするので、EQで中低域を締めるのがポイントです。
ノイズも出やすいので、必要ならノイズゲートも併用すると◎。
ピッキングの強弱や手元のニュアンスが出しにくくなる分、奏法を工夫するとさらにカッコいい音になります。
おわりに
いかがだったでしょうか?
メタル系ハイゲインディストーションは歪みの質によって結構差があるので、実際に弾いてみることが大事です。
ぜひお気に入りの一台を見つけて、ブイブイ言わせちゃってください!
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