

ファズは持ってるけど、オクターブファズというジャンルが気になる…

オクターブファズに興味があるなんて趣味が合いそうだ!

イカした音の鳴るエフェクターだよ
今回はオクターブファズについて焦点を当てて、おすすめ機材をご紹介します。
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- 1 オクターブファズとは?
- 2 おすすめオクターブファズエフェクター12選
- 2.1 ROGER MAYER / Octavia
- 2.2 ELECTRO-HARMONIX / OCTAVIX
- 2.3 ELECTRO-HARMONIX / Lizard Queen
- 2.4 MXR / M225 Sub Machine
- 2.5 MXR / SF01 Slash Octave Fuzz スラッシュモデル
- 2.6 ORANGE / FUR COAT
- 2.7 BEHRINGER / OCTAVIA OCTAVE FUZZ
- 2.8 PIGTRONIX / Octava Micro
- 2.9 CAROLINE GUITAR COMPANY / SHIGEHARU
- 2.10 Interstellar Audio Machines / Marsling Octafuzzdrive
- 2.11 Beetronics / OCTAHIVE V2
- 2.12 Keeley / Monterey Rotary Fuzz Vibe
- 3 オクターブファズのテクニック
- 4 最後に
オクターブファズとは?
ギターの音に独特な歪みとオクターブ効果を加えるエフェクターです。
ファズの荒々しい歪みに加え、1オクターブ上または下の音を重ねることで、厚みや個性を持たせたサウンドを作り出します。
この効果により、通常のファズでは得られない空間的な広がりや独特な倍音が生まれます。

ただし、オクターブファズは扱いが難しい一面も…
和音での使用が難しい
オクターブファズは単音リードで効果を発揮しますが、和音を弾くとハーモニーが崩壊し、不協和音が生じることがあります。
エフェクトの反応が不安定
指板上のどこで弾くかによってエフェクトのかかり具合が大きく変わり、意図しない音(例えば金切り声のような音)が出ることがあります。
繊細な操作性
微妙なピッキングや演奏ニュアンスに影響されやすく、思った通りの音を得るには経験と調整が必要です。
演奏技術やセンスによって音の仕上がりが大きく変わります。
それでも、うまく使いこなせば非常に印象的なサウンドを生み出すことができるため、多くのギタリストに愛されています。
おすすめオクターブファズエフェクター12選
ROGER MAYER / Octavia

ジミ・ヘンドリックスの魂を宿す名機
ジミ・ヘンドリックスが愛用した伝説的なオクターブファズです。
このモデルは、ファズサウンドに1オクターブ上の倍音を加えることで、金切り声のような鋭いサウンドを生み出します。
特に12フレット以上でその効果が際立ち、ソロプレイに圧倒的な存在感を与えます。
また、ファズとワウペダルと組み合わせることで、さらに独特なトーンを作り出すことが可能です。
ジミの名曲「Purple Haze」や「Fire」のソロで聴けるあの音を再現できるこのペダルは、ファズ好きの方にとって新たな音の世界を開く鍵となるのでは!?
ELECTRO-HARMONIX / OCTAVIX

電圧切り替えで多彩なオクターブファズを体感
60年代後半の象徴的なオクターブファズを現代的にアレンジしたペダルです。
特に注目すべきは、オクターブ効果の音量を調整できる「OCTAVE」ノブを搭載している点で、これによりファットなファズからクラシックなオクターブサウンドまで自在に切り替え可能です。
また、9Vと24Vの電圧切り替え機能もユニークで、9Vではルーズでビンテージ感のあるトーン、24Vではタイトでリッチなサウンドが得られます。
さらに、コンパクトな筐体ながら迫力のある音を出力し、トゥルーバイパス仕様で音質も安心です。
ファズ好きなら一度試してみる価値がある一台です!
ELECTRO-HARMONIX / Lizard Queen

BalanceとOctaveノブで自在なファズサウンドを奏でる
1970年代のデザインをオマージュしつつ、現代的なアプローチで再構築されたオクターブファズです。
特徴的な「Balance」ノブにより、滑らかなサステインから荒々しいファズトーンまで自由に調整可能。
さらに「Octave」コントロールではオクターブアップの音量をゼロからフルまで設定でき、リズムやリードプレイに多彩な表現を加えます。
固定ゲイン設計ながら柔軟な音作りが可能で、初心者から玄人まで幅広く楽しめます。
ビンテージ風のグラフィックも魅力的で、見た目にもこだわりたい方におすすめです。
これまでにないユニークなファズサウンドを体感できます!
MXR / M225 Sub Machine

破壊力抜群のサウンド革命!上下オクターブの世界へ
ファズとオクターバーを融合させた革新的なオクターブファズです。
特徴的な「SUB」ノブで1オクターブ下の音を調整し、重厚な低音を加えることが可能です。
また、「SERIES」スイッチをオンにすれば、オクターバーとファズを直列接続し、過激で混沌としたサウンドを生み出します。
さらに「OCTAVE」スイッチでアッパーオクターブファズに切り替えれば、リードプレイに鋭い存在感を加えられます。
幅広いトーンメイクが可能で、70年代のハードロックからモダンなガレージロックまで対応する万能ペダルです。
この1台で多彩な音色を追求できるため、複数のエフェクターをまとめたい方にもおすすめです!
MXR / SF01 Slash Octave Fuzz スラッシュモデル

究極のヘヴィトーンを使いこなす!
ロック界の象徴Slashと共同開発されたオクターブファズです。
このモデルは、チェーンソーのような鋭いオクターブアップファズと、温かみのあるサブオクターブを組み合わせた強烈なサウンドが特徴です。
「SUB OCTAVE」や「OCTAVE UP」の独立したコントロールにより、重厚な低音から鋭い高音まで自由に調整可能で、ヘヴィなリフやダークなリードプレイに最適です。
さらに内部トリムで細かな設定も可能で、幅広い音作りを実現します。
Slashのサイン入りデザインとアナログ回路による信頼性も魅力的です。
使いこなせば、唯一無二のサウンドを手に入れることができるペダルです!
ORANGE / FUR COAT

極悪無比!狂気のオクターブファズ
まさに“極悪”なサウンドを持つオクターブファズです。
通常のファズモードでもエッジの効いた攻撃的な音色ですが、オクターブをオンにすると一気に狂気の領域へ突入。
ジューシーで分厚い轟音が鳴り響きます。
コードの分離感は控えめですが、その分ファズらしい暴れっぷりが堪能できるのが魅力です。
ファズ特有の個性を存分に味わいたい方や、オレンジアンプのような図太い音を求める方にはぴったりの一台。
コンパクトな筐体でボードにも組み込みやすく、コスパの面でも優秀です。
抜けの良い極太サウンドで、圧倒的な存在感を放ちましょう!
BEHRINGER / OCTAVIA OCTAVE FUZZ

この価格でジミ・ヘンドリックスの伝説を再現!?
ジミ・ヘンドリックスが愛用した伝説的なオクターブファズを再現したペダルです。
シリコン・トランジスタを採用した完全アナログ回路により、60年代のヴィンテージなファズサウンドを忠実に再現。
ピッキングの強弱やギターのボリューム操作にも敏感に反応し、アグレッシブなトーンから独特のオクターブアップ・エフェクトまで幅広い表現が可能です。
トゥルーバイパス仕様で、不要な音質劣化もなし。
オクターブファズ未体験の方でも、クラシックなロックサウンドを手軽に楽しめる一台です。
ジミのようなサイケデリックなプレイを試してみたい方におすすめ!
PIGTRONIX / Octava Micro

コンパクトなのにタフなやつ!
オーバードライブ/ファズ/オクターバーを組み合わせた「Disnortion」からオクターブ部分を抽出したミニサイズのペダルです。
特徴的な「BLEND」コントロールにより、アッパーオクターブのミックス量を自由に調整でき、リングモジュレーションのようなユニークな効果も得られます。
また、ファズ回路は「FUZZ」ボタンでON/OFF可能で、純粋なファズとしても使用可能です。
コンパクトな筐体ながら、アナログ設計による豊かなトーンと多彩な音作りを実現します。
シンプルかつ柔軟な操作性で、初心者から上級者まで幅広く楽しめる一台です。
CAROLINE GUITAR COMPANY / SHIGEHARU

HAVOCスイッチが決めての極太ファズ
ビッグマフ系の極太ファズトーンにアッパーオクターブを加えた、個性派オクターブファズです。
最大の特徴である「HAVOC」スイッチは、踏んでいる間だけアッパーオクターブをオンにする革新的な機能で、バッキングからソロへの切り替えや瞬間的なアクセントに最適です。
また、「TONE」や「BODY」コントロールでサウンドのカラーを自在に調整可能。
内部スイッチによるキルスイッチやゲートファズ機能も搭載されており、多彩な音作りが可能です。
個性的なデザインと高い表現力を持つこのペダルは、創造性を追求するギタリストにぴったり。
Interstellar Audio Machines / Marsling Octafuzzdrive

70年代Tone Machineのリメイクペダル!
1970年代の名機foxx “Tone Machine”を忠実に再現しつつ、モダンな改良を加えたオクターブファズペダルです。
特徴的な「MIDRANGE」スイッチにより、ミドルを強調した力強いトーンからスクープされたクリアなサウンドまで切り替え可能です。
また、「TON」ノブでトレブルとローのバランスを調整し、過激なファズトーンにオクターブ音を重ねることで、光線銃のようなうねりのあるサウンドを生み出します。
さらに、フットスイッチによるオクターブのON/OFF操作がライブでの使いやすさを向上。
ヴィンテージ感と現代的な操作性を兼ね備えているため、新しい音作りにチャレンジできます!
Beetronics / OCTAHIVE V2

ヴィンテージでサイケなデザインのハイゲインペダル
70年代のオクターブファズを現代的に進化させたペダルです。
特徴的な「BUZZZ」と「OCTAVE」の2モードを搭載し、ウォームで図太いハイゲインファズから、サイケデリックなオクターブアップトーンまで瞬時に切り替え可能です。
さらにフットスイッチ操作でモード変更やモーメンタリーオンができるため、ライブ中の柔軟なプレイが実現します。
軽量化された筐体と洗練されたデザインも魅力的。
コードプレイからリードソロまで幅広く対応し、音楽的な創造性を刺激させてくれます。
Keeley / Monterey Rotary Fuzz Vibe

60年代後期〜70年代のサウンド全部盛り!
ファズ、オクターブファズ(アップ&ダウン)、ワウ、ロータリーシミュレーター、バイブサウンドを1台に詰め込んだ究極のネオヴィンテージエフェクターです。
ファズはアナログ回路で構成され、ジミ・ヘンドリックスの迫力あるサウンドを再現しつつ、バンドアンサンブルでも抜ける芯のあるトーンが特徴です。
さらにモジュレーションはデジタル構成で、多彩な空間系効果を提供します。
内部スイッチでエフェクト順を変更可能で、独創的なノイズプレイも楽しめます。
エクスプレッションペダル対応で操作性も抜群。
音のバリエーションを駆使すれば真新しいサウンドを作ることができます。
オクターブファズのテクニック
単音リードで使用する

オクターブファズは、単音リードでその真価を発揮するエフェクターです。
和音を弾くと音が濁りやすく、不協和音が生じることが多いため、基本的には1弦や2弦などで単音フレーズを弾くのがおすすめです。
特にギターソロやメロディラインで使うと、オクターブ効果による倍音が加わり、サウンドに厚みと存在感が生まれます。
また、スライドやビブラートなどのテクニックを組み合わせると、さらに表情豊かな音色を作り出せます。
ジミ・ヘンドリックスの「Purple Haze」や「Fire」のような楽曲を参考にすると、オクターブファズの使い方のイメージがつかみやすいでしょう。
シンプルなフレーズでも独特なサウンドで印象的に仕上げられるため、初心者にもおすすめです。
ピッキングのニュアンスを調整する

オクターブファズはピッキングの強弱や位置によって音色が大きく変化します。
例えば、ブリッジ付近で弾くと高音域の倍音が際立ち、オクターブ効果がより明瞭になります。
一方で、ネック寄りで弾くと柔らかいトーンになり、ファズ特有のざらつきを活かしたサウンドが得られます。
また、ピッキングの強さも重要です。
強く弾くと歪みが増しアグレッシブなトーンになりますが、軽く弾くと倍音が控えめになり、落ち着いた雰囲気を作ることができます。
このように、ピッキングのニュアンス次第で多彩な表現が可能になるため、自分の好みや演奏スタイルに合わせて試行錯誤してみましょう。
つまみやスイッチで音作りを行う

オクターブファズには、多くの場合「歪み量」や「オクターブ効果」を調整するつまみやスイッチが搭載されています。
例えば、「GAIN」つまみを上げると歪みが強調されて攻撃的なサウンドになり、下げると比較的マイルドなトーンになります。
また、「OCTAVE」スイッチをオンにすると1オクターブ上の倍音が加わり、より個性的なサウンドを作ることができます。
一部のモデルではオクターブ上だけでなく下も選べるものもあり、それぞれ異なるキャラクターを楽しめます。
さらに、「TONE」つまみで高音域や低音域を調節し、自分好みのバランスに仕上げましょう。
まずはデフォルト設定から始めて少しずつ調整し、自分だけの理想的なサウンドを見つけてください。
最後に
普通のファズとはまた違った攻撃的なサウンドが魅力です。
60〜70年代のサウンドが好きならぜひ一度試してみたいペダルです。
あのジミヘンサウンドが手に入るかもしれません。
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