【徹底解説】オーディオインターフェースとミキサーの違い

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ゴンタロウ君
ゴンタロウ君

オーディオインターフェースってスタジオに置いてあるミキサーとどう違うの?

ゴンタロウ君
ゴンタロウ君

ミキサーはオーディオインターフェースの代わりにならない?

リョウスケコンノ
リョウスケコンノ

オーディオインターフェースとミキサーは明確な違いがあるよ!

リョウスケコンノ
リョウスケコンノ

基本的にミキサーはオーディオインターフェースの代わりにならないよ!

オーディオインターフェースとミキサー、どちらも楽器やマイクを接続できる機器なので混同しやすいです。

しかし、両者には明確な用途の違いがあります。

それぞれどんな用途に適しているか見ていきましょう。

オーディオインターフェースは音とPCをつなげるもの

オーディオインターフェースは「楽器やマイクの音をパソコンに送るための入り口」です。

ギターやベースの音はアナログ信号なので、そのままではPCに取り込むことができません。

ドラちゃん
ドラちゃん

そもそもPCにシールドはさせないしな

そこでオーディオインターフェースの出番です。

オーディオインターフェースは、音をデジタル信号に変換してくれるので、録音や編集がスムーズにできるようになります。

宅録やDTMを始めたい人にとって、最初に揃えておきたい機材のひとつです!

ミキサーは多数の音を混ぜて音量調整するもの

ミキサーは、簡単にいうと、複数の音をまとめて調整するための機材です。

スタジオやライブハウスで見かける大きな卓がその代表例です。

マイク、ギター、ドラムなどいろいろな音を同時に入力し、それぞれの音量や音質を整えて全体のバランスを作ります。

たとえば、ボーカルが埋もれないように少し持ち上げたり、ギターの音を控えめにしたりといった調整ができます。

自宅でも小型のミキサーを使えば、配信やセッションで複数人の音をきれいにまとめることが可能です。

具体的な用途の違い

オーディオインターフェースの使われ方

オーディオインターフェースは、主に自宅での録音に向いています。

ギターを直接つないでフレーズを録音したり、マイクを使って歌やアコギの音を取り込んだりといった使い方が代表的です。

録音した音はクリアに残せるので、後から重ね録りや編集をしても音質が崩れにくいのが魅力です。

また、パソコンからの音も高音質でモニターできるため、弾き語り配信やオンラインセッションでも自然で聴きやすい音を届けることも可能です。

ミキサーの使われ方

ミキサーは、複数の音を同時に扱う場面で力を発揮します。

スタジオやライブでは、ボーカル、ギター、ベース、ドラムなどの音をまとめて入力し、それぞれの音量や音質を整えて全体のバランスを作ります。

たとえば、ボーカルが埋もれないように前に出したり、ドラムの低音を調整して聴きやすくしたりといった使い方です。

ドラちゃん
ドラちゃん

ライブハウスでは絶対に必須だな

リョウスケコンノ
リョウスケコンノ

スタジオでもボーカルはよくミキサーと格闘してるね

自宅でも小型ミキサーを使えば、複数人でのセッションや配信で複数のマイクや楽器を同時に扱うことができ、シンプルに音をまとめられます。

結局、両者使われ方を簡単にまとめると…

自宅でDTMならオーディオインターフェース、スタジオやライブならミキサーとなります。

使われる場面が違いますね。

よくある勘違い

インターフェースがあればミキサーの代わりになる

よくある勘違いとして「オーディオインターフェースを買えばミキサーの代わりになるのでは?」というものがあります。

確かにどちらも楽器やマイクをつなげる機材ですが、役割は大きく異なります。

インターフェースは1〜2本の音を高音質で録音・再生するのが得意で、宅録や配信に向いています。

一方ミキサーは、複数の音を同時に扱って全体のバランスを整えるのが目的です。

つまり、オーディオインターフェースでは、バンド練習やセッションで全員の音を混ぜることはできません。

ミキサーがあればインターフェースの代わりになる

逆に「ミキサーがあればオーディオインターフェースはいらないのでは?」と思う人もいますが、これも間違い。

ミキサーは音を混ぜたり調整したりするのが役割で、パソコンに直接デジタル信号として送る機能は基本的に持っていません。

そのため、ミキサーを使ってバランスを整えても、その音を録音したり配信したりするには結局オーディオインターフェースが必要になります。

一部のUSB対応ミキサーなら録音できますが、音質や使い勝手の点で専用インターフェースには及ばないことが多いです。

ミキサーで録音ができる

ミキサーは音をまとめたり調整する機材であって、録音機そのものではありません。

フェーダーを動かして全体のバランスを作っても、その状態を直接パソコンに保存することはできません。

つまり「音を整える作業」と「音を記録する作業」は別物ということです。

録音を目的にする場合には、整えた音を記録するための機材「オーディオインターフェース」が必要になります。

ミキサー単体で録音ができると思って購入すると「思っていた用途と違った」となりやすいので注意が必要です。

ギタリスト視点で考える買うべき方

宅録メインならインターフェース

自宅での録音やDTMが中心なら、オーディオインターフェースを選ぶのが断然おすすめ!

ギターの音をクリアに録音できるだけでなく、アンプシミュレーターやエフェクトを使った音作りも簡単に行えます。

録った音はそのまま編集したり重ね録りしたりできるので、曲作りの幅も一気に広がります。

最近はコンパクトで扱いやすいモデルも多く、USBでつなぐだけで準備完了のものも。

自宅でじっくり音を作りたいギタリストにとって、インターフェースは“自分のサウンドを形にするための必需品”といえます。

配信やセッション仲間との音出しならミキサー

配信や仲間とのセッションで複数の音を同時に扱うなら、ミキサーが便利!

マイク、ギター、BGMなど複数の入力を一度にまとめて音量やバランスを調整できるので、リアルタイムでの音作りに向いています。

使い方例
  • 弾き語り配信で声とギターの音量を調整
  • 複数人とのセッションでそれぞれの音を自然に混ぜる

録音よりも「その場で聴かせる」ことを重視する人には、ミキサーのほうが操作も直感的で扱いやすいでしょう。

インターフェース機能付きミキサーもおすすめ!

どっちの用途も使用予定がある!という欲張りな方へ、インターフェース機能付きミキサーもあります。

ZOOM / LiveTrak L-8

小型でも本格派、万能デジタルミキサー

配信からライブ、レコーディングまで幅広く対応するコンパクトなデジタルミキサーです。

8チャンネル仕様ながら、マルチトラック録音や個別モニターミックス、サウンドパッドなど多機能を搭載。

さらにオーディオインターフェースとしても使えるため、PCやDAWに直接接続して高音質な宅録が可能です。

最大12トラックの同時録音にも対応し、配信やセッション、バンド練習でも活躍します。

電池駆動にも対応しており、スタジオでも屋外でも柔軟に使える万能機。限られたスペースでも本格的な音作りを叶える1台です。

Soundcraft / Notepad-8FX

直感操作で本格サウンド、多機能アナログミキサー

比較的小さいサイズながらもレコーディングから配信まで幅広くこなすアナログミキサーです。

名門Lexicon製のリバーブ・ディレイ・コーラスを搭載し、ボタン操作で自在にエフェクトを組み合わせ可能。

Hi-Z入力によりエレキギターやベースを直接つなげるのも大きな魅力です。

さらにUSBオーディオインターフェース機能を内蔵しており、DAWとの接続で高音質な録音・再生もスムーズ。

アナログの操作感とデジタルの利便性を両立した一台で、宅録はもちろん、配信やセッションでも柔軟に対応します。

コンパクトながらサウンドの厚みと扱いやすさを両立した、実力派ミキサーです。

YAMAHA / MG10XU

安定感と音質のバランスが秀逸な定番モデル

最大10チャンネル入力を備えたアナログミキサーで、オーディオインターフェース機能も搭載した万能機。

特徴的なのは、同社の上位機種にも採用されている高品位マイクプリアンプ「D-PRE」です。

中低域にハリと艶を持たせつつ、原音をナチュラルに再現してくれるため、アコギやボーカルなどの生音を扱う現場でも安心して使えます。

内蔵エフェクトも24種類と充実しており、ライブや配信で手軽にリバーブを加えることが可能。

堅牢なメタルシャーシと扱いやすい操作感もgood。

USB経由でPCと接続すれば、2トラック録音・配信にも対応。

「迷ったらこれ」でも問題ない完成度の高い1台です。

BEHRINGER / XENYX X1222USB

ハウリング対策も音作りもおまかせ、現場に強い

手頃な価格ながら実用的な機能を詰め込んだアナログミキサーです。

特徴的なのは、ハウリングを自動で検知してLEDで知らせる「フィードバック検知機能」

ライブやイベント現場でのトラブルを素早く抑えられます。

さらに、1〜4chにはワンノブコンプを搭載し、つまみひとつで簡単に音の輪郭を整えられるのも魅力です。

USBオーディオインターフェースとしても動作し、PC録音や配信にも対応。

初心者にも扱いやすく、実際にイベントや文化祭などで活躍したという声も多い、コストパフォーマンスに優れた一台です。

まとめ

オーディオインターフェースとミキサーは、どちらも“音を扱う機材”ですが、使われる場面と目的はまったく異なります。

混同しやすいポイントをもう一度整理しておきましょう。

それぞれの違い
  • オーディオインターフェース:音をPCに送って録音する機材
  • ミキサー:複数音をまとめてバランスを整える機材

つまり、「録音ならインターフェース」「音を混ぜるならミキサー」です。

よくある勘違い
  • インターフェースはミキサーの代わりにならない
  • ミキサーもインターフェースの代わりにはならない
  • ミキサー単体では録音できない(音を整えるだけ)
ギタリスト向けアドバイス
  • 宅録・DTMがメインなら → オーディオインターフェース
    クリアな録音、エフェクトや重ね録りが簡単!
  • 配信やセッション中心なら → ミキサー
    リアルタイムで音をまとめたい人に最適!

両方の良さを求めるなら…

  • インターフェース機能付きミキサーがおすすめ!
  • 1台で録音も配信もこなせる万能タイプ

どちらを選ぶかは「自分が何をしたいか」で決まります。

録って残したいならインターフェース、今を聴かせたいならミキサー。

自分のスタイルに合った機材を選んで、最高の音を作っていきましょう!

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