どうもリョウスケです。
ギターをはじめるタイミングで、いろいろ悩むことはあるでしょう。
悩みの一つにギター購入について、親の許可が下りないという状況も多いのではないでしょうか。
そんな悩める学生諸君へ、親への説得について攻略法をまとめましたのでご参考頂ければ!
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なぜギターが欲しいかもう一度整理する
なぜ自分はギターをはじめたいと思ったのでしょうか。
私が学生の頃は、ギターをはじめて、いつもテレビに映っていたあの憧れのミュージシャンのように楽しそうにギターを弾いてみたい!という単純な理由でした。
上記のように理由は何でもいいんです。
要は熱意が伝わるかどうかなので。
ただし、欲しい理由を整理しなければ、親への熱意は伝わりません。
また、欲しい理由はいくつもあると思いますが、一番欲しい理由も明確にしておくことも大事です。
何事も説得する時や思いを伝える時はメインとなる理由や主張を軸に話を展開していくと、一貫性があって伝わりやすくなります。
悪い例 (あるテーマについて)
私は〇〇と思います、あと△△とも思いますし、✖✖とも思います。
なるほど(結局この人は何が言いたいんだろう…)
良い例 (あるテーマについて)
私は一番〇〇と思います。その結果□□というメリットもあり、良い効果が得られます。
なるほど!(ストーリー性があってわかりやすい)
親の言い分への回答
親の反対意見は千差万別だと思いますが、主要な反対意見と個人的な回答例をご紹介します。
勉強の妨げになる
学生のみなさんは受験や今後の将来へ向けて勉強をがんばることが多いと思います。
親御さんは、あなたが勉強以外のことを始めると、勉強がおろそかになるのではないかと心配になることがあります。
表面的にはその心配は一般的なものに思えますが、はたして本当にそうでしょうか。
世の中には勉強を妨げる誘惑が数多く存在します。
スマホ、パソコン、ゲーム…などは依存性が高く、勉強の集中力を妨げます。
しかし、その時間がギター練習に代わるならば、依存性はスマホほどではなく、自制は効き、時間配分を決めて勉強にも集中できるようになるのではないでしょうか。
時間配分、スケジュール感を養うことも大人になるためには必要なスキルのため、その練習も兼ねてギターをやってみたいと伝えてみてはどうでしょうか。
勉強も、ギターも、時間配分のテクニックも、どれも上手くなってスマートな学生生活を送れるようにがんばりましょう!
どうせ長続きしない
このワードもよく聞く反対意見の一つです(リョウスケコンノ調べ)。
「どうせ長続きしない」って、何に対してでも言える言葉であり、個人的に反対意見としては不十分だと思っています。
この意見がまかり通るなら、勉学もスポーツも同じことが言えてしまいます。
おそらくですがこの言葉の裏の意図として、やる気を確かめるということも考えられます。
「どうせ長続きしない」と問いかけることで「やっぱりそうだよな…」と諦めるか、「いや今回は違う!」とねばるか、どれくらいの熱量なのか確かめている可能性はあります。
ここはやる気を伝えるべく「いや今回は違う!」ときっぱり即答するのがベストアンサーだと思います。
ギターの音がうるさくて困る
ギターをやったことがない人は、ギターの練習はうるさいと思っていることが多いです。
確かにライブハウスで演奏されている音量は爆音です。
しかし、自宅では静かに練習する方法がいくつかあります。
①ヘッドホンを使用する(エレキギターの場合)
ほとんどのアンプにはヘッドホン接続用の端子がついており、ヘッドホンに接続することで、いわゆるエレキギターのあの歪んだ音などはヘッドホンからしか出力されないようになります。
エレキギターであれば生音もあまり響かずに耳障りになる音量ではないので安心して練習ができます。
▽初心者にオススメされるアンプもヘッドホン端子付き
②消音器の取り付け(アコースティックギターの場合)
アコースティックギターの場合、アンプは接続しませんが、その代わり生音が大きいです。
そんなアコースティックギターも音量を小さくする方法があります。
ギター本体に消音器というものを取り付け音の大きさを制御するツールがあります。
これを取り付けることによって、騒音問題も抑制されます。
③小型アンプで練習する
最近は、自宅生活を充実させる時代の流れもあり、自宅で使用できる低出力アンプも増えています。
低出力アンプを使用すれば、環境によっては昼間の練習であれば許容される程の音量で練習することも可能です。
時間や環境によってはアンプで練習ができると思います。
お金がかかる
もしもあなた自身のお金でギターを買うことができず、親にお金を出してもらう場合は、「お金がかかるからもう少し考えたら?」と言われることもあるでしょう。
ギターは楽器(=高価な買い物)という固定概念はあるかもしれません。
確かにプロが使用しているようなものは、数十万〜数百万円と高いです。
しかし、手軽なものは一万数千円~あり、初心者セットとしてチューナー、スタンド、ピックなどがついてすぐにはじめられるものがそろいます(エレキの場合はアンプ、シールドなども付きます)。
今後、人生でギターを長く引き続ける場合は、最初の一歩としてそこまで高い金額ではないはずです。
親御さんに上記リンクページを見せて、あまり高くないことを伝えましょう。
もしも親御さんがあなたのお年玉などを代わりに貯めている場合は、そこから出してもらうのも手です。
物が増える
ギターはその大きさからどうしても部屋のスペースをとってしまいます。
物が増えることを極端に嫌う親御さんもいることでしょう。
その場合は、ギターのスペース分、私物を整理することを伝える、もしくは実行に移しましょう。
ギター(とエレキの場合はアンプ)は、そうは言っても小さいラック分を空ければいいだけなので、そこまで断捨離を行う必要はないかもしれません。
+αの提案
上記のようにお願いしてみてもまだ難色を示すようならば最後の手段です。
+αの提案をしてみましょう。
この+αとは何か。
それは、条件の提案です。
例えば、受験で志望校を合格したら、〇〇の教科で9割取ったら、内申が「5」や「とても良い」などなど
こちらから具体的な条件を提案することで、親御さんも受け入れることができるのではないでしょうか。
この提案をすることで、やるべきことが達成されて、ギターも貰えて一石二鳥になると思います。
ただし、目標は手の届く範囲にとどめることをオススメします。
目標が高すぎると途中挫折してしまい、結局ギターが貰えなかったということになりかねないので。
ある程度頑張れそうで、努力の姿勢を見せつけることができる目標を探して提案してみましょう。
もしも目標に達成できなかったとしても、努力していた姿を見せるだけで、「じゃあ買ってあげよう!」という気持ちにもなるかも知れません。
口論に発展する前に落ち着いて
なかなか了承を得られずイライラしてヒートアップしてしまうこともあるかも知れません。
ですが冷静に考えてみてください。
口論に発展してはたしてギター購入の承諾が得られるでしょうか。
ほとんどの場合、「ギター購入の承諾」という本質よりも日頃の親への不満を発散させるという目的に変わっていかないでしょうか。
人は誰しも口論に発展してしまうと本質を見失い、ささいなこと、目の前のことに、とらわれてしまう傾向にあります。
また、最悪の場合、口論により親との関係が悪化してしまい、ギター購入以前に解決しなければならない問題ができてしまったり、時間のロスが発生します。
口論になりそうな時は胸に手を当て一度落ち着き、頭の中で目的を整理しましょう。
熱くなりすぎず、冷静に話ができる。
上記ができれば親よりも一枚上手だと考えてください笑。
スマートに攻略していきましょう!
ギターをはじめて得られたこと
最後に私の経験からギターをはじめて得られたことを記載します。
親友ができる
私は、中学生の時からギターをはじめ、高校生でバンドを組み始めました。
当時は、ギターを教えてもらったり、教えたり、ギターのかっこいい楽曲の紹介をしたり(その当時はCDの貸し借りとか)その過程で友達も増えて、本当に楽しい学生生活を送ることができました。
その頃に知り合った仲間たちとは十数年経った今でも集まって一緒にお酒を飲んだり、ライブハウスでバンド演奏をしたり、最近では結婚式に呼んだり呼ばれたり。
ギターを弾いているだけで気づけば周りにたくさん友達が増えて、中学生の時にギターをはじめて心の底から良かったなと思っています。
みなさんもこれからギターをはじめようとしていると思いますが、かけがえのない親友、友達ができると思うので、ぜひ諦めずに親御さんを説得してみてください。
ストレス発散になる
当時は学生のため、大人とは違う視点の社会に対する不満や勉強などのストレスがありました。
そんな中、大音量でギターを演奏することで不思議と楽しい気持ちになりました。
アコースティックギターでジャカジャカかき鳴らしたり、アンプに繋いで爆音でエレキギターをかき鳴らしたり。
大声を出す以外で、自分の意思で大きな音を出す。
これほどまでストレス発散なことはありませんでした。
人によってストレス発散方法は異なると思いますが、ギターを持ったらまず、音楽スタジオに行って爆音で鳴らしてみてください(音楽スタジオでは楽器を借りれるところも多いので、購入前に行ってもいいかも)。
とても気持ちがいいこと、この上ないので一度体感してみるといいと思います。
ハマる人は、このある種の麻薬のような快感から抜け出せなくなります笑。
社会を生きる上でストレス発散はとても大事なことなので、それが大好きなギターでできるということをみなさんにも味わってもらいたいです。
音楽についての聴き方が変わる
普段何気なく聴いていた音楽も楽器をはじめることで、聴こえ方や聴くジャンルが変わっていきます。
具体的に音楽に対して下記のような付き合い方に変わります。
- 自然とギターの音を聴くようになる
- 新たなギターの音を模索するため、聴くジャンルが増える(他ジャンルに興味が湧く)
- ギターと絡むドラムやベースの音を聴くようになる
特にロックやポップス、ジャズのようなバンドサウンドはギターの音が聴こえやすく、良いお手本となるため、自ずと聴くようになると思います。
新しい音楽、自分の知らない音楽を知ることで、音楽的固定概念が崩れ、世界が広がったように感じることでしょう。
そんな快感を味わえるのも楽器を習得するメリットになるのではないでしょうか。
人生が豊かになる
総じてギターをはじめることで得られることは上記のようにたくさんあります。
ギターは、パソコンやスマホなどで入り込めるバーチャル環境にはない、生の音や整った見た目、弦を抑える、ピックで弾く感覚など、人間として五感を刺激される良いツールです。
親に反対されたから、、買ってもらえないからと言って諦めるのはもったいないです。
もし仮にずっとギターを続けられなかったとしても、その時に得られた友達や音楽は今後の人生の大切な存在になると思います。
ギターをはじめて損はないものの一つとして私はススメたいと思います。
みなさんが1日でも早くギターをはじめられるように応援しています!
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