楽器を始めたけどバンドの組み方がわからない!
自分もいざバンドを組みたいと思っても何から初めて良いかわかりませんでした。
しかし、今では数多くのバンドを企画、参加することができています(みなさん感謝🙏)。
私の経験をもとにバンドの組み方を整理したのでご紹介します。
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①目的を明確にする
バンドを組みたいと思ったということは何か目的があるはずです。
上記のようにバンドを組みたいと思った目的はなんでもよいです。
ただし、明確に目的を意識することで、バンドの方向性が一貫することになります。
まずは自分の目的を整理しましょう!
私が初めてバンドを組みたいと思った目的は、L’Arc〜en〜Cielみたいにカッコよく楽しく演奏したかったからです。
高校生の時でしたが、バンドを組む目的は小さくても大きくてもなんでも良いんだなーと思います。
熱量の方が大事ですね笑。
②どんなバンドにしたいかイメージする
次に具体的にどんなバンドを組みたいかイメージしてみましょう。
特にイメージがなければメンバーを集めた後に決めても大丈夫です👌
もしもこだわりがあれば、バンドイメージに共感してくれるメンバーを探すと良いでしょう!
私の場合、最初は明確なイメージはついておらず、メンバーを集めてから「こんな感じでやりたい」など、話し合って決めました。
漠然とロックをやりたいってのだけはあったかな…
③メンバーを集める
一番鬼門となるメンバー集め。
どんな集め方があるか紹介していきます。
集める前に、まずはアピール
メンバーを集める前に、まずは下記のことを周りにアピールすることが大事です。
なぜアピールすることが大事か。
それは言伝で、あなたのやっていることや、やりたいことを周りに広めさせることができるからです。
運が良ければ、同じく楽器をやっている、バンドを組みたいと思っている人からアプローチが来るかもしれません。
個人の力だけではなく、周りの人をそれとなく使い、人脈を広げることも有効な方法です。
ぜひ色々な人にアピールして回りましょう!
同級生に声をかける
学生の方は同級生に声をかけるのが手っ取り早いです。
まずは下記に該当する人にどんな音楽が好きか聞いてみましょう。
もしも自分の好きな音楽と一緒なら話も盛り上がりますし、「バンドやりたいね」って会話にもっていきやすいです。
☆音楽聴き放題をはじめよう【Amazon music unlimited】☆私は元々ギターをやっており、高校生になったらバンドを組みたいと思っていました。
友達にサッカー部を辞めた方がいて、ダメ元で「バンドやらないか?」と誘ったらあっさりOK。
その友達はベースをやってくれました。
その後同じクラスでボーカル、ドラムをやってくれる人もできてすぐにバンド結成。
ベースとは、以降7年間一緒にバンドを継続するなんて思いもよりませんでした。
社内のサークルを探す
社会人の方は、会社内に音楽演奏サークルがないか探すのも手です。
大きい会社だと意外に知られていないサークルもあるので、同僚や先輩に、音楽演奏サークルがないか聞いてみましょう。
サークルに入らないにしても、演奏会などを見学し、積極的に声がけをしていきましょう。
同じ会社の人であれば素性が知れていると思います。
なので安心して一緒にやってくれるメンバーが見つかるかもしれません。
社会人セッションサークルで探す
外部で探す方法もあります。
社会人セッションサークルでは、初対面同士の人がかなり多くいます。
同じ立場の人が集まると、意外にも、好きな音楽に共感してくれて、バンドを組んでくれることがあります。
セッションに苦手意識がなければ積極的に参加して、まずは親睦を深めてみましょう!
ホストの人と仲良くなれば、同じようにバンドを組みたいと思っている方の情報を教えてくれるかも知れません。
私も期間限定で、ライブに出るために、社会人セッションサークルを活用してバンドを組むことがあります。
(この方法で、今まで10バンドほど組むことができました)
みなさん、音楽が好きですし、何よりほとんど楽器経験者の人が集まるので、バンドを組んでくれやすいです。
バンドマッチングサイトで探す
ここからは少し難易度が上がります。
ネットを活用してメンバーを探す方法もあります。
OURSOUNDSで探す
活動場所、活動頻度、方向性、募集対象などなど、ある程度指定して探すことができるのでおすすめです。
連絡もサイト内で取り合うことができるので安心です。
私も何人かと連絡を取ったり、実際にお会いして相性の確認をしたことがあります。
私の時は、フィットする方に巡り会えませんでしたが、みなさん受け答えが丁寧なので安心して利用できる印象があります。
ジモティーで探す
ジモティーは物を売ったり譲ったりだけではなく、メンバー募集もできます。
そのメンバー募集のカテゴリーの中のバンドという項目から記事を探すことができます。
OURSOUNDSと同じように、活動場所を絞ることができます。
ちなみにジモティーはアカウント作成の際に身分の証明が必要です。
なので比較的、安全性が担保されています。
OURSOUNDSと併用してメンバー募集の投稿、記事の閲覧をしてみましょう。
スタジオ内でメン募張り紙をする
スタジオでもメンバー募集の告知をすることができます。
スタジオ内のロビーに掲示板が設置されていることがあります。
その掲示板にメンバー募集の張り紙を掲載できます。
見る人はスタジオに足を運んでいると思います。
そのため楽器経験者かつ、普段の練習場所がそのスタジオである可能性が高いです。
音源があるなら、張り紙にyou tubeのQRコードを付けて視聴してもらうことも可能かと思います。
ぜひスタジオの掲示板も活用してみましょう。
▽フライヤーのデザインで目立ち度アップ!
※掲載の際はスタジオスタッフに声がけして、事前に許可をとりましょう。
④バンド名を決める
メンバーが実際に集まったらまずはバンド名を決めましょう。
バンド名の決め方は千差万別ですが、バンド名をどの程度重視するか一度メンバーと話し合ってみましょう。
ベタではありますが、下記に、すぐに決められる方法を記載しました。
…などなど
ただし、途中で改名するのはあまりおすすめしないので、後悔しない名称にしましょう!
⑤演奏曲を決める
バンド名が決まったらお待ちかね、演奏曲を決めましょう。
コピーの場合
一度メンバーと集まり、何を演奏したいか話し合いましょう。
各々やりたい曲を一曲ずつやるもよし
それぞれが納得いく曲を決めるもよし
☆音楽聴き放題をはじめよう【Amazon music unlimited】☆ただし、最初は一曲のみ決めて、スタジオに入る日程を決めましょう。
具体的に予定を決めておくことで、そのままバンド活動が流れることを抑えられます。
物事なんでもそうですが、最初の一歩が大事です。
仮に個人の習熟度が低くても気にせずスタジオに入りましょう。
みんなで音を出す喜び、衝撃的ですよ!
オリジナルの場合
オリジナルの場合はある程度の楽器経験者がメンバーに必要です。
1人が作曲、各楽器の編曲までできればオリジナルに挑戦しても良いかもしれません。
▽以前、バンドの曲の作り方というページを書いたので参考になれば!
ただ、初めてのバンドであればコピーをやってから、ある程度メンバー同士慣れてからオリジナルに取り掛かる方が良いと思います。
最初からオリジナルに挑戦しても、上手くいかずに完成前に活動休止してしまっては元も子もありません。
⑥個人で演奏練習
演奏する曲が決まったら個人で曲を覚え、演奏できるように練習します。
コピー方法はいくつかあるのでご紹介します。
耳コピで音取り
音源を聴いて担当楽器の演奏をコピーする方法を耳コピと呼ばれています。
耳コピにはたくさんメリットがあり、挑戦する価値はあります。
▽効率の良い耳コピという記事を書きましたので参考にいただけると
ただし、音が他の楽器と重なりすぎて、どうしても音取りができない場合があります。
そんな時は次の方法がおすすめ。
耳コピ+目コピで音取り
耳コピと目コピをする方法もあります。
目コピとは、you tubeなどに上がっている弾いてみたや叩いてみた動画を参考にコピーすることを個人的に定義しています。
(一般用語ではなく、あくまで個人的に呼称しているだけ)
ギターの場合は、目コピでどのフレーズをどんな風に弾いているかがわかるのでコピーの敷居をグッと下げてくれます。
ちなみに私もこの方法でコピーすることが多いです。
最近は毎日数多の弾いてみた、叩いてみた動画がアップされています。
よほどマイナーな曲でない限り参考になる動画を探し出すことができるはずです。
▽弾いてみたでもバッキングとリードの両方を載せた動画もあるので参考になると思います。
バンドスコアを買う
耳コピ、目コピが難しく時間もない場合は、バンドスコアを買いましょう。
バンドスコアとは、バンドの各パートの楽譜が集まったものです。
私も高校生の頃は耳コピができなくて、書籍を買ってコピーしていました。
見た瞬間からフレーズ練習ができるので、プレイ技術を早く磨くには楽譜を使うのが手っ取り早いです。
ただし、公式から演奏者本人が書いたものでなければ、それはプロの耳コピ書籍となります。
耳コピのため、100%正しいわけではないのでその辺の注意が必要です。
⑦スタジオに入ってバンド練習
では実際にスタジオに入って練習するまでを確認してみましょう。
スタジオの予約
①スタジオを探す
あらかじめスタジオの予約をします。
都市部の駅周辺には音楽スタジオがあります。
そのため、メンバーの集まりやすい駅周辺で音楽スタジオがあるか調べてみましょう。
(マップアプリでの検索が楽)
なければ次に集まりやすい駅周辺で探します。
②予約を入れる
場所や日時が決まったら予約をします。
(該当日時の部屋が埋まっている可能性があるので候補日時も複数決めておく)
今はWEBで空き状況や予約ができますが、初めて行くスタジオであれば電話をするのが良いです。
予約を完了したら当日予約時刻の15分前くらいに集合しましょう。
最初に利用する場合は利用前に会員登録をすることが多いです。
当日のスタジオ練習の流れ
大体のスタジオ練習の流れを下記にまとめます。
- 入室
- メンバーの配置決定
- 機材、ドラムの向きや位置調整
- 音出し・音色調整
- メンバーで楽器の音量確認、調整
- 演奏曲の練習スタート
初心者でも、熟練者でもこの手順を踏んで練習を始めることが多いです。
最初は手順通りやるのが面倒くさく感じると思います。
ですが、慣れたら無意識で出来るようになるので安心してください笑。
特に音色調整や音量バランスは、バンド全体の音に関わってくるところなので、うまく調整すれば、演奏も気持ち良いですし、ヴォーカルも歌いやすくなります。
個々の音に目が行きがちですが、全体の音をとらえて調整するようにしましょう。
▽音色調整で一役買うエフェクター
⑧次の目標を決める
一曲満足に演奏することができたら次の目標を決めましょう。
目標を決めることは、バンドがさらに成長していくための大事な要素です。
まずは不特定多数の方にバンドの音を聴いてもらうの手っ取り早いでしょうか。
聴いてもらった人に感想をもらうと、勉強になります。
何よりもっと良くしよう!とか今度はこんな曲をやってみよう!というようにモチベーションアップにも繋がります。
最後に
バンドの組み方〜目標の設定までを記載しました。
個人での楽器演奏は楽しいです。
しかし、バンドを組んで他の人と演奏することで、個人では見えてこなかった楽しさ、考え方を発見することができます。
それはこのWEB全盛期の時代でも変わりません。
バンドはその場の空気感や間の取り方など、個性を発見できるグループ活動です。
ぜひバンドを組んで楽しい音楽生活を送ってみてはいかがでしょうか!
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