

歌ってみたを始めたいけど、どんなマイクを選べばいいんだろう…?

それならコンデンサーマイクがおすすめ!声の細かいニュアンスまで録音できるよ!
自宅で歌ってみた動画やボーカルレコーディングを始めるなら、コンデンサーマイクがおすすめです。
声の繊細なニュアンスや息づかいまで捉えられるため、自宅でも本格的なレコーディングに挑戦できます。
ただし、製品によって音のキャラクターや搭載機能はさまざまで、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者向けの手頃なモデルから本格的な音楽制作に対応する高性能モデルまで、おすすめのコンデンサーマイク14製品を紹介します。
コンデンサーマイクとは?

コンデンサーマイクとは、振動板と電極の間の静電容量の変化を利用して音を電気信号に変換するマイクです。
一般的なダイナミックマイクと比べて感度が高く、歌声の繊細なニュアンスや息づかい、高音域の細かな響きまで収音しやすいのが特徴です。
そのため、レコーディングスタジオはもちろん、自宅でのボーカル録音や歌ってみた動画の制作にも広く使用されています。
一方で、部屋の反響音や生活音なども拾いやすいため、録音環境には注意が必要です。
また、今回紹介する製品はすべてXLR接続タイプなので、ファンタム電源を供給できるオーディオインターフェースなどが必要になります。
コンデンサーマイクのおすすめ14選
audio-technica / AT2020

迷ったらコレ!初めての宅録にぴったりな定番モデル
初めてのコンデンサーマイクとして、幅広い用途に使える製品を探している方におすすめです。
オーディオテクニカを代表するロングセラーモデルで、クセが少なく、自然でクリアなサウンドが特徴。
特に中高域の明瞭さに優れており、歌声やアコースティックギターをすっきりと録音できます。
最大144dB SPLの高い耐入力性能を備え、力強いボーカルや音量の大きな楽器にも対応可能です。
一方で、低音の厚みはやや控えめに感じられることもあり、太く重厚な声を録音したい場合は物足りなさを感じるかもしれません。
ローカットやパッドなどの機能はありませんが、シンプルで扱いやすく、まずは歌ってみたを始めたいという方にぴったりな1本です。
audio-technica / AT2035

音質も使い勝手もワンランク上!長く使える万能マイク
AT2020から一歩進んで、音質や機能性にもこだわりたい方におすすめのモデルです。
独自のダブルウェーブダイアフラムを採用し、低ノイズでダイナミックレンジの広い、引き締まったサウンドを実現しています。
AT2020と同様にクセの少ない音質ながら、音の明瞭さや自然な収音性能が魅力。
ボーカルだけでなく、アコースティックギターやピアノなどの録音にも幅広く活躍します。
さらに、80Hzのローカットフィルターと-10dBパッドを搭載し、録音環境に合わせた調整も可能です。
専用ショックマウントが付属しているため、スタンドから伝わる振動音を抑えやすいのもポイント。
歌ってみたを継続的に制作したい方や、最初から少し良いマイクを選びたい方に向いています。
※AT2035はメーカー生産完了品のため、購入時は販売店の在庫状況をご確認ください。
audio-technica / AT4040

ナチュラルで芯のある音!本格レコーディングの定番
宅録環境をアップグレードして、より本格的なボーカルレコーディングに挑戦したい方におすすめです。
1インチの大口径ダイアフラムとトランスレス回路を採用し、音の立ち上がりが速く、低域から高域まで自然に収音できるのが特徴。
派手に高音域を強調するタイプではなく、声の質感や楽器本来の響きを素直に捉えることを重視しています。
AT2035から乗り換えて音の厚みや滑らかさに違いを感じる方もおり、録音した素材の完成度を追求したい場合にも魅力的です。
また、80Hzローカットフィルターと-10dBパッドを備え、さまざまな録音環境に対応。
特定の音色に偏らず、ボーカルから楽器まで長く使える1本を探している方にぴったりです。
AKG / P220

歌声に芯と存在感を!迫力のあるサウンドが魅力
ボーカルの存在感を大切にしながら、アコースティック楽器も録音したい方におすすめのコンデンサーマイクです。
1インチの大型ダイアフラムを採用し、温かみのある低域と明瞭な高音域を兼ね備えたサウンドが特徴。
声の芯やギターの胴鳴りをしっかり収音でき、弾き語りなどのレコーディングにも適しています。
-20dBパッド使用時には最大155dB SPLの高い音圧に対応し、声量の大きなボーカルや音圧の高い楽器も収音できます。
また、ローカットフィルターや-20dBパッドも搭載しており、録音する音源に合わせて使い分けられます。
ただし、ローカットは300Hzから作用するため、ボーカルでは低音の厚みが変化する点に注意しましょう。
ショックマウントと金属製ケースも付属する、機能性と音質のバランスに優れたモデルです。
AKG / P420

指向性を自在に切り替え!録音の可能性が広がる1本
ボーカルだけでなく、楽器や部屋の響きまで幅広く録音したい方におすすめです。
1インチのデュアルダイアフラムを採用し、単一指向性・無指向性・双指向性の3種類を切り替えられるのが最大の特徴。
1人でのボーカル録音はもちろん、向かい合った2人の歌声や、楽器を含めた空間全体の響きを収音するなど、用途に合わせて使い分けられます。
音質は比較的フラットで自然な傾向があり、P220と比べて高音域がやや落ち着いて感じられるという声もあります。
さらに、-20dBパッドとローカットフィルターも備え、幅広い録音環境に対応可能。
1本でさまざまな録音方法を試したい方や、音楽制作の幅を広げたい方にぴったりなモデルです。
AKG / C214

憧れのC414サウンドをもっと身近に!
本格的なスタジオクオリティの録音を目指したい方におすすめのコンデンサーマイクです。
AKGの名機C414 XLIIと同系統のカプセル技術を採用しており、きらびやかな高音域と存在感のあるサウンドが魅力。
歌声の輪郭がはっきりしやすく、楽曲の中でもボーカルを前に出したい場合に適しています。
AT4040のようなナチュラル志向のモデルとは異なり、高音域の抜けや華やかさを求める方に向いたキャラクターと言えるでしょう。
ただし、声質によっては高音が強く感じられる場合もあるため、好みが分かれるところです。
指向性は単一指向性のみですが、-20dBパッドや160Hzのローカットフィルターを搭載。
歌声に華やかさを加えたい方や、ワンランク上の録音環境を整えたい方におすすめです。
BEHRINGER / C-1

低予算でも本格録音!気軽に始めるコンデンサーマイク
できるだけ予算を抑えて、歌ってみたやボーカルレコーディングを始めたい方におすすめです。
16mmダイアフラムとトランスレスFET回路を採用し、手頃な価格ながらバランスの良いクリアな音質が特徴。
ヘッドセットや簡易的なマイクから乗り換えることで、歌声の細かなニュアンスを収音しやすくなります。
実際に自宅でボーカルやアコースティックギターの録音に長く使用されている例もあり、入門用として十分な実用性が期待できます。
また、本体中央にはファンタム電源の供給状態を確認できるLEDを搭載。
電源の状態が一目で分かるため、初めてコンデンサーマイクを扱う方にも便利です。
細かな調整機能はありませんが、まずは低予算で録音環境を整えたい方に適した1本です。
BEHRINGER / B-1

明瞭で力強いサウンド!多機能な本格エントリーモデル
手頃な価格帯で、音質だけでなく機能性にもこだわりたい方におすすめです。
1インチの金蒸着ラージダイアフラムを搭載し、明るく輪郭のはっきりしたサウンドが特徴。
ボーカルやナレーションでは言葉の明瞭さを引き出しやすく、ピアノやアコースティック楽器の録音にも対応します。
一方で、声質によっては高音域がやや鋭く感じられることもあり、必要に応じてEQなどで調整すると良いと思います。
75Hzのローカットフィルターと-10dBパッドを搭載しており、大音量の楽器や低音ノイズが気になる環境にも対応可能です。
さらに、ショックマウントやウインドスクリーン、キャリングケースも付属。
付属品まで含めてコストパフォーマンスを重視したい方に魅力的なモデルです。
MXL / MXL770

柔らかな音質が魅力!幅広い音源に使える万能マイク
ボーカルやアコースティック楽器を、自然で聴きやすい音に録音したい方におすすめです。
MXL990をベースに機能を充実させたモデルで、22mmの金蒸着ダイアフラムを採用。
中低域に温かみがあり、高音域が落ち着いた柔らかなサウンドが特徴です。
音に強いクセが少ないため、歌声だけでなくギターやピアノなどにも使いやすく、初めてのコンデンサーマイクとしても適しています。
ただし、音の輪郭を強調したい場合には、ややおとなしく感じられることもあると思います。
150Hzのローカットフィルターと-10dBパッドを搭載し、録音環境に合わせた調整も可能。
ショックマウントと専用ケースも付属しており、機能性と扱いやすさを両立したモデルです。
MXL / V67G

ヴィンテージな音色とルックスが魅力のボーカルマイク!
ボーカルの存在感を大切にしながら、温かみのあるサウンドで録音したい方におすすめです。
Class A FET回路とトランス出力を採用し、中音域に独特の存在感を持たせた、メロウなサウンドが特徴。
高音域は比較的落ち着いた質感で、耳に刺さりにくい音を好む方にも向いています。
一方で、低音域の厚みはやや控えめに感じられることもあり、マイクとの距離や声質によって印象が変わる点には注意が必要です。
ローカットやパッドなどの調整機能はありませんが、その分シンプルな設計で扱いやすいのもポイント。
グリーンのボディとゴールドのグリルを組み合わせた、ヴィンテージ感あふれるデザインも魅力です。
見た目も音色も個性的な1本を探している方におすすめです。
MXL / V67G-HE

充実の付属品で、ヴィンテージ系サウンドを手軽に!
MXL V67Gのサウンドが気になっている方や、録音に必要なアクセサリーをまとめて揃えたい方におすすめです。
基本的なマイクの設計はV67Gと共通しており、高音域の繊細さと中音域の存在感を兼ね備えたサウンドが特徴。
シルバーを基調とした高級感のあるデザインを採用し、通常モデルとは異なる外観に仕上がっています。
最大の魅力は付属品の充実度で、ショックマウントや金属製ポップフィルター、キャリングケースなどがセットになっています。
特にポップフィルターは、歌声を録音する際の破裂音を軽減するために役立つアイテムです。
ただし、繊細な収音性能を持つため、空調などの生活音にも注意が必要。
初めての宅録環境をまとめて整えたい方にぴったりなモデルです。
MXL / MXL2003A

自然な響きと低ノイズが魅力!隠れた実力派マイク
歌声や楽器の音を、できるだけ自然な質感で録音したい方におすすめです。
ヴィンテージマイクを参考に設計された薄型ダイアフラムを採用し、音の立ち上がりが速く、低域から高域までバランス良く収音できるのが特徴。
特定の帯域を強く持ち上げるタイプではなく、声や楽器本来のニュアンスを素直に捉えやすいモデルです。
高音域が過度に強調されないため、録音後のEQやコンプレッサーによる音作りがしやすいという点も魅力。
さらに、自己雑音は11dBと低く、繊細なボーカルやアコースティックギターの録音にも適しています。
同じMXLのV67Gとは異なり、音源そのものの自然な響きを重視したい方に向いた1本です。
RODE / NT1-A

わずか5dBAの超低ノイズ!繊細な歌声までしっかり収音
小さな声や繊細な表現を、できるだけノイズを抑えて録音したい方におすすめです。
RODEを代表するロングセラーモデルで、わずか5dBAという非常に低い自己雑音を実現しているのが最大の特徴。
静かなバラードやアコースティック楽器など、微細な音の変化を大切にしたい録音に適しています。
音質は明瞭で高音域の存在感があり、歌声の抜けを良くしたい場合にも魅力的です。
一方で、高音域がやや強く感じられることもあり、声質によってはEQなどで調整した方が扱いやすいです。
ポップフィルター付きショックマウントやXLRケーブルも付属し、セット内容も充実しています。
低ノイズ性能を重視しながら、本格的な宅録環境を整えたい方におすすめです。
※メーカーの英語版公式サイトでは生産終了と案内されているため、購入時は販売状況をご確認ください。
RODE / NT2-A

音質も機能も妥協しない!多彩な録音に対応する本格派
ボーカルだけでなく、アコースティックギターやピアノなども本格的に録音したい方におすすめです。
RODE独自のHF1デュアルダイアフラムを採用し、明瞭な高音域と輪郭のはっきりしたサウンドが特徴。
歌声や楽器の細かなニュアンスを捉えやすく、アンサンブルの中で存在感を出したい場合にも適しています。
また、単一指向性・無指向性・双指向性を切り替えられるため、幅広い録音スタイルに対応可能。
40Hz・80Hzのハイパスフィルターと-5dB・-10dBのパッドも備え、細かな設定ができるのも魅力です。
ただし、本体重量は約860gと重めなので、安定したマイクスタンドを用意したいところ。
1本で幅広い音楽制作に対応したい方にとって、頼れるコンデンサーマイクです。
おすすめコンデンサーマイクの比較表
製品ごとに音のキャラクターや搭載機能が異なるため、自分の録音スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
| 製品名 | 指向性 | ローカット | パッド | 音のキャラクター |
|---|---|---|---|---|
| audio-technica / AT2020 | 単一指向性 | なし | なし | 自然でクリア |
| audio-technica / AT2035 | 単一指向性 | あり | -10dB | クリアで引き締まった音 |
| audio-technica / AT4040 | 単一指向性 | あり | -10dB | 自然で滑らか |
| AKG / P220 | 単一指向性 | あり | -20dB | 温かく明瞭 |
| AKG / P420 | 3種類切替 | あり | -20dB | 自然で落ち着いた音 |
| AKG / C214 | 単一指向性 | あり | -20dB | 華やかで抜けが良い |
| BEHRINGER / C-1 | 単一指向性 | なし | なし | バランスの良い音 |
| BEHRINGER / B-1 | 単一指向性 | あり | -10dB | 明るくシャープ |
| MXL / MXL770 | 単一指向性 | あり | -10dB | 柔らかく温かい |
| MXL / V67G | 単一指向性 | なし | なし | 太くメロウ |
| MXL / V67G-HE | 単一指向性 | なし | なし | 太くメロウ |
| MXL / MXL2003A | 単一指向性 | あり | -10dB | 自然で素直 |
| RODE / NT1-A | 単一指向性 | なし | なし | 明瞭で煌びやか |
| RODE / NT2-A | 3種類切替 | あり | -5/-10dB | 明瞭で存在感がある |
※音のキャラクターは製品説明や使用者の感想に基づく傾向であり、声質や録音環境によって印象は異なります。
※ローカットとパッドはマイク本体に搭載された機能を示しています。
まとめ
今回は、歌ってみたやボーカルレコーディングにおすすめのコンデンサーマイク14製品を紹介しました。
正直、これだけ種類があると迷ってしまいますよね。
個人的には、初めてのコンデンサーマイクならaudio-technicaのAT2020かAT2035を選ぶのが無難だと思います。
特にAT2035はローカットやパッドも搭載しているので、少し予算に余裕があるなら、最初からこちらを選ぶのもアリですね。
一方で、もう少し本格的な録音を目指したいならAT4040やAKG C214も魅力的。
個人的には、自然な音質を求めるならAT4040、歌声に華やかさや存在感を加えたいならC214という選び方が好みです。
ただ、マイクって高ければ必ず良い音になるというものでもないんですよね。
声質や録音環境によって相性が変わりますし、意外と手頃なマイクの方が自分の声に合っていた、なんてことも十分あり得ます。
それに、マイクだけに予算をかけるより、録音環境を整えることも同じくらい大切だと思います。
まずは自分に合いそうな1本を選んで、実際に録音してみること。
録音した自分の声を聴くのは最初ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、それも音楽制作の楽しさのひとつです。
ぜひ、お気に入りの1本でレコーディングを楽しんでみてください!



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